黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

隗(かい)より始めよ。滋賀県の学力向上は、まず滋賀県教育委員会の学力向上から。

2016-03-10 08:31:25 | Weblog

まず滋賀県の県立高校入試問題を見て。
うむ。うむむ。うむむむ…む。
「今年も…」。
なんで普通のことができないのかなあ。県教委という役所らしきグループは、滋賀県という小さな茶碗の中でケロケロゲコゲコ粋がっている感じですね。
スポーツに例えると(筆者注;勉強は、机の上のスポーツである!です)、野球やサッカーのように技と力と気合で得点を競う種目ではなくて、「このジャンプは得点が高いですね」「空中でヒネリが入り切りませんでした。残念です」やら「ちょっと着地が乱れましたが、大きな減点にはならないでしょう」など、そんな種目。滋賀県の入試は、採点する人によって得点が変わりますね。こんなテストを採点するには事前に高校の先生たちを集めて、採点の合宿特訓でもしなければ。文書で採点基準を配布されても採点できないだろう。「これ、どうします?」「間違いじゃないし、この聞き方ならば、こういう答案もアリじゃないですかねぇ。マルですかねぇ」「マルはマズいから、ちょこっと減点しておきますか。マイナス2点で」「そうですね。そんなところでしょう」…という採点現場の苦労&「てきとーさ」が目に浮かびます。
ブツブツの2。出題者の日本語力が低い。
ブツブツの3。入試問題はプリントアウトしてみましたけど、うちの新聞には入試問題が載ってないから、本社に出勤して京都新聞の付録を見ます。学校の先生のコメントが楽しみ。例年ならば、マズい昆布だしのラーメンを食べさせられてから「ううん。いい味ですね。ドンブリの中から海の音が聴こえてきます」と言うようなコメント。
また今年も「○○から□□について考えさせる良い問題です」と書いてあったら、期待通りの展開。ワクワク。
そして4。
生徒が「理科と社会はOKだった」と言っていました。この子は冬になってからの頑張りがすごかった。塾としても、そういう「ちゃんと読んで、よく考えて、ていねいに書ききる」という準備はしてきましたから、力を出してくれたはず。
受験した生徒諸君、ご苦労様でした。当分は勉強など忘れて、中学生活の最終章を楽しんでください。
*男子へ。ずーっとゲームをする、なんてことではいけません!
今日は朝から本社で先生たちの勉強会。幹事役の佐藤先生によれば、なんと「お弁当付きでーす♪」とのこと。行ってきまーす。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする