黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

福井駅はUSJよりスリリング。

2016-03-25 11:11:00 | Weblog

やや冷え込んだ春。まずは読書レポートから。
『なぜ私は韓国に勝てたか』加藤達也著、産経新聞出版。
産経新聞のソウル駐在記者が「朴大統領の名誉を棄損した」として、いきなり起訴された事件について、起訴された記者ご自身による裁判体験記。新聞記者が政治家を批判して、それで起訴されるというのは自由主義の国では「ありえへん!」という事件。日本の新聞社の記者が日本語で書いた記事が、韓国で罰せられるというのは、それは何ですか???「事件になったことが事件」でした。韓国政府も無茶をするものだ。さらに、政府から裁判所に対して「日韓関係を考えて、ここは裁判にテゴコロをくわえるように」という指示が出されたり、ううむ、何だろう。手心もなにも、元々がデタラメな裁判だったのになぁ。なんでこんなチンドン屋の寸劇のようなことになるのか、不思議というか面白いというか、もう腹も立たないですけど…うむ。
言論の自由、三権分立と司法権の独立など「基本の基本」について、あらためて考えつつ読みました。こんな目に遭ったのに、加藤記者の筆致は冷静で、そこに感心しました。「相手が失敗したぞ。それ行けヤレ行け、ドンドンパンパン」という低俗な論調になっていないのはさすがです。名著。司馬遼太郎、黒田勝弘に続く産経の名ジャーナリストになっていく人かもしれない。
中3の授業で「基本的人権の尊重、表現の自由」や「三権分立、司法権の独立」などを教えますが、生徒たちは軽い反応。しかし、お隣の韓国と比べてみれば「日本は、いい線いってるよなあ」と思います。うむ、地元で起こった大津事件、児島惟謙について気合を入れて授業をしよう。
『人類は絶滅する』マイケル・ボウルター著、朝日新聞出版。大げさな安物の予言ではありませんで、化石の研究をもとにした環境問題の分析。これが難しい。「人類も恐竜と同じ運命をたどる!?」と警告している…らしい。とにかく生物学、生態学の本なので、読むのに難儀しております。が、春の頑張り。
『日本一短い家族への手紙』。これは先日、福井県の丸岡城の売店で買ったもの。短い文ばかりなのに、しばしば続きが読めなくなります。
写真は『人類は絶滅する』のきっかけになった恐竜。わーっ!福井くん、大ピンチです。
これ、JR福井駅の壁に描かれている絵です。福井駅さん、福井市&福井県さんへ。ものすごくよくできているから、こういう写真のコンテストを開催したらどうか。
続いて南草津教室のようす。
新しい学年の授業が進んでいます。初めて塾に来る生徒もいて、テキストを渡したり、個別指導WithUの受講スケジュールを相談したり。春は駆け足♪
ラストは石山教室のリニューアル報告。
お掃除ロボット・ルンバ君が登場しました。ルンバ君、がんばれー。
そして女子専用リラックス・ルーム。女子高生のリクエストは「コンビニで買ったアイスクリームを保存する冷凍庫と、レンジ」だそうです。
快適な環境で、高校生の春は進む。BGMはルンバ♪

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