黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

早くもお花見?いいえ!先生たちの研修会です。

2016-03-11 16:49:44 | Weblog

滋賀県の県立高校入試問題ブツクサ論評の続編。
1,問題のバランスが悪い。出題の範囲が偏っています。
2,また書きますけど、問題文の日本語の文章がヘタクソ。回りくどくて、結局は何を聞いているのかわからなくなる。滋賀県教育委員会は、問題作成者に日本語の特訓をすべきですね。あれは全国に対して恥ずかしい。「やっぱり…なぁ」と笑われます。まあ、最近では滋賀県の入試問題は出版社から相手にされなくなっていて、問題集にも収録されないから、お粗末でもバレないし、恥ずかしくもないだろうけど。
ついでに、英語のイラストが不気味。オカルト方向の人が描いたのかな。
3,おそらく、入試問題を作成する作業が閉鎖的な顔ぶれで狭い範囲に固定されているのでしょう。
「いやあ○○先生、さすがですなぁ」「いえ、それほどでも」「この問なんか随分工夫してあるじゃないですか」「まあね。□□をもとにして△△について考えてもらおうという意図です」「やっぱりそうですよね。深いですなあ。敬服しましたです。さすがとしか言いようがありませんです」
作成のプロセスで他府県の入試問題と比較検討したり、完成したものを「これって聞き方が変じゃないですか。受験生が誤解しませんか」などと点検する作業をさぼっている。採点などが終わった後で「あの問題の採点には難儀しました」とか「やっぱり勘違いしている生徒が多かったので…」「得点の分布が奇形的ですけど」などの検証もサボってますね、たぶん。終わったら「ご苦労様でしたー」とビールを飲んでオシマイ、と見たぞ。
以上をまとめると、残念ながら「滋賀県の生徒たちの学力が下位…ほとんどビリケツ…に低迷しているのは、滋賀県教育委員会のレベルが低いから。ちゃんと仕事してませんよね」というのが私の結論です。
一番腹が立つのは、これだけ長期にわたって滋賀県の学力が低迷しているのに、ここで何とかしようという焦り、工夫、姿勢や勢いが感じられないこと。「学力が低迷?そんなこと関係ないし」という、見えないふり路線は続くよ、どこまでも。

写真は野洲教室。新年度の時間割になって、鼎先生が登場しています。ベテランの授業らしく、円熟完熟の…と思ったら、スッと切り替えてポップに進行するシーンも。さすが鼎先生。野洲の生徒諸君へ。鼎先生は歌が上手いから、一度お願いしてみましょう。聞きほれますよ。そして宮本先生もおうみ進学プラザのテレサ・テンです。最強コンビの野洲教室♪春の歌声が響くかも。
後半は「あれっ?お花見ですか」という光景。
小学部チームが開催した研修会です。私、樋口先生、真壁先生の3人がバキバキと説明して、お昼には美味しいお弁当が出ました。かなり豪華な弁当だった。先生たちは腹ごしらえをして、いざ研修会の後半へ。
私も参加しましたが、中身の濃い研修会でした。
あの内容なら先生たちの知識も上積みされるし、現場でも役に立つ。何回もやりましょう。で、次の研修会もお弁当付きでお願いしまーす。

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