黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

台風また台風。次々に来ますね。

2016-09-20 18:30:41 | Weblog

図書館で「台湾」「台北」で検察して片っ端から本を借りている私。頭の中は亜熱帯で、おまけにテレサ・テンの歌も流れ、平渓線(台湾北部のローカル線)の線路の響きも残っているのです。
民進党は元々は台湾の政党で、日本の民主党が名前を借りた。著作権はいいのか。東京オリンピックのロゴ騒動のようなことにはならないのか。
おまけに新しい党首に選ばれたのは台湾出身の蓮女史です。うむ、台湾カラーの日本。あれが大騒動にならなかったのは、まさか民進党が政権を取って蓮さんが首相になることは万が一にもないだろうという判断と、もう一つは日本人が「台湾?いいじゃないか」という雰囲気があることですね。もしも彼女が中国や韓国との二重国籍だったら、あんなにあっさりと通過しなかっただろう。

2015年の日本への観光客は、1位;中国から500万人。2位;韓国から400万人、3位が台湾からで370万人。
しかし、台湾の人口は2300万人で、中国の約60分の1、韓国の約3分の1だから、人口から考えると台湾では「今年、日本に行った人」の割合は極端に高い。人口の16%が1年間に日本を訪問している。これを日本にあてはめると、「毎年2000万人の日本人がハワイに行く」というような、そんな無茶な!という数字です。

「京都に行くと中国人の観光客がやたら多くて…」という場合、台湾の人も一緒にしてしまってはいけません。ま、だからといって対応に差をつけるのもいけませんけどね。
「次に台湾に行ったら食べるもの」「訪ねてみたいのは…」「乗りたい鉄道路線は…」と思案しつつ、いつのことやら。とにかく今は仕事です。秋が深まり、入試は近づく。
テレサ・テンの歌声を励みに頑張ろう。

台風が通過。昼過ぎには滋賀県南部も風雨かなり強し。火曜日の会議中に社員の携帯電話に着信相次ぐ。「大津市に避難準備情報」という警報でした。大津市の一部でしたけど。
本社には電話多数。「台風で警報が出ていますが、塾の授業は…」
「普通どおりに授業をしますので、それぞれに状況を見て御判断ください」
塾の場合、警報で全部の教室が一斉に休みになる、ということはないのです。滋賀県北部の教室と南部では気象のようすが異なる。塾のすぐ隣のマンションからパタパタと30秒でくる子もいれば、自転車でくる子も。電車もあれば車の送迎も。学年も時間帯も色々です。それぞれに具体的に判断していただかないと。
今日の場合、台風の速度が時速45㎞で、和歌山県南部に上陸していたから、中学生の授業が始まる時間帯には天気も落ち着くだろうと思いました。岡山県や兵庫県は雲も消えていたし。このまま日本全国、大きな被害が出ませんように。

写真は事務センター。電話係の星本さんは大忙しでした。
秋のポスターを印刷する荊木先生と、できあがったポスター。そして訓示する前川先生。台風ごとに秋は深まる。

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