黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

「井伊がいいだろう」 「そうだ。それがいい」 受けませんでしたー。

2023-03-17 11:30:36 | Weblog


続報。
受験番号を教えてくれない生徒がいて、その気持ちは理解できます。だからしつこく強引に聞き出すわけにもいかず。しかし合否は心配で…。
受験しているのは難関校。
長い間ずっとおうみ進学プラザで勉強していたお馴染みの生徒。だから特別に、というわけではないとしても、気になっていました。

やっとわかりました。合格していましたー♪
よかった。

おうみ進学プラザからの受験生は大健闘でした。
南郷教室の横田先生から
「全員が合格してくれました」
と、感激のファックスが届いています。
一見クール系の横田先生は、実は熱血系なのです。高速回転の熱血系。
「うちの生徒たちも」
「うちの教室は…」
と、自分の教室の生徒を自慢する先生たち。いい感じです。

それにしても、大健闘。
滋賀県の県立高校への対策がうまく進められた。
オリジナル版の教材が良かった。
記述式対策を徹底して、それが普通のタイプの問題にも効果的だった。
何よりも、生徒たちが粘り抜きました。
授業時間よりも早く塾に来て、休憩時間も廊下でずっと勉強していた生徒、合格。あんなに頑張ったのだから。

新学年のクラスで授業。
井伊直弼の日米修好通商条約、安政の大獄、桜田門外の変あたりを進みました。

ペリーの黒船が来て、困った江戸幕府では、
「さて、これは大ピンチ。誰に任せたらいいだろうか」
「井伊がいいだろう」
「そうだ。それがいい」
新クラスでいきなり名作のギャグ。
 …
まったく受けませんでした。

「桜田門外って、どこですか?」
「桜田門外のへんだよ」
「ああ、あのへんですか」
これも受けなかった。

名作なのに受けないのは、おそらく生徒たちがまだ緊張しているからだと思います。
くじけずに、新クラスの春は進む。

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