県立高校の合格発表。
【報告の1】
「受験した全員が合格しました」という高校があって、これは嬉しい。
しかも高倍率の難関校、人気校で。
厳しい入試になった膳所高、石山高、東大津高、草津東高…よくぞ!
あと、まだ結果が出そろっていないところもありますが、良いニュースが次々に届いています。
また塾の内部の塾新聞でお伝えします。
前年度に膳所高が全員合格だったとき、
「もちろんそれは素晴らしいことで、いいとしても、倍率を考えると、もしかすると受験校の決め方が慎重すぎるのじゃないか」
という見方も出ていました。
もっと大勢にどんどん受験させる方向に持っていったら、学習塾の合格実績としては…。
「そこは強気でグイグイとチャレンジさせないと、塾のスコアを稼げないでしょう」と教材関係者からアドバイスされたこともあります。
しかし、うちの塾の伝統、カラー、ポリシー。
ローカル塾の役目というのも考えます。
そもそも、受験校を決めるのは塾じゃなかろう。
第一番目に生徒本人。
第二番目は御家庭、保護者のご意向。
第三番目には、これは生徒を生活面も含めて見てこられた中学校。
その後が学習塾で、必要なデータを見て、成績のようす、教科ごとの学力などを考えて…。
もちろん必要なアドバイスは、遠慮なくお伝えしますが。
おうみ進学プラザの場合には、それ行け!突っ走れ!というのは、ないですね。
生徒たちが受験校を決めて、それを全力でサポートして、その結果が出てくる。
ここは「生徒たち、よく頑張り抜いた」というのと、教材、学習プログラムなどの仕組み&取り組みが役に立ったのかな、という手ごたえを感じます。
特に、特色選抜&推薦入試から一般入試までの厳しい期間の頑張り、勢いは素晴らしくて、とてもいい感じだった。
授業をしたり、質問に答えたり、自習のようすを見たり。
「いいぞ。この調子で」と思いましたよ。
どの生徒も入試の直前まで頑張っていたし、どの教室もフル回転の全力指導でした。
特色選抜&推薦入試というハードルがあって、県内の私立校というハードルもあって、京都の私立も。
県立高校の倍率が公表されて、願書の取り下げ、変更再提出など。
そういうプロセスを進みながらの勉強。
迷ったり悩んだりしながらの受験勉強。大変だろうなと思いながら見ておりました。
春のゴールイン。おめでとうございます。
もちろんどの高校も生徒全員が100%という魔法のようなことはおこらない。
残念ながら、惜しくもというケースもあります。
いきなり高い倍率になって、という高校もあるし、何か大きなミスをしたかもというケースも。
それでも、ここまでの努力は生徒自身のベースになったはず。
スポーツ、吹奏楽などの部活動で、もちろん勉強で、そして交友などの青春物語で、いざいざ、青春のド真ん中へ♪
卒業と進学と、おめでとうございます。
【報告の2】
ある県立高校の合格発表を見に行きました。
校門の手前で止められた。黙って右の方を指さす男1名あり。
知らない人でしたが、あなた、誰?
高校の先生でした。
デタラメな服装で(ネクタイ無し)、名札や腕章も無い。
そして
「自転車の人は右方向に進んでください。自転車置き場がありますから、そこへ…」
などの親切なご案内も…もちろん無かった。
合格発表を見て、やがて高校に入学してくる生徒たち&保護者。大事な出会いシーンです。
不愛想に、偉っそうに…ではいけませぬ。
県教委は、禅問答のような教育制度と入試の談義をする前に、こういうところから何とかせねばいけませぬぞ。
あ。
「お帰りの方は、白色のラインに沿って歩いてください。車が通って危険ですから」
と何度も案内していた女性の先生。
笑顔で、親切で、よかったです。
何の科目の先生かな。
うちの塾で勉強した生徒、私が担当した生徒も、この高校に入学します。よろしくお願いいたします。
【報告の3】
写真は合格発表のようす。ただし、学校名や番号が見えにくいようにモノクロです。
そして、卒業のお祝いの会。
私も時間をいただいて、高校生活と青春について語りました。
「社長から一言」
と言われたのに、長々と熱く、しつこく語ってしまったなあ。
古久保先生、森本先生たちが「お楽しみ大抽選会」を開催。
なんか、
「12番が出た」
「はーい、おめでとう!12番は…ジャジャーン、可愛い付箋紙ですー♪」
「5番です」
「わぁ。5番は、ジャジャーン…便利な付箋紙でしたー♪」
このお楽しみ大抽選会、付箋紙が当たりやすいのか。
いちご、水筒、琵琶湖サイダーなどがなかなか当たらないですけど…。
可愛くて便利な付箋紙、使ってください。