黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

夜明け間近 北の海は 波も荒く~♪

2024-11-24 09:29:42 | Weblog

 

夜明け間近 北の海は 波も荒く
心細い旅の女 泣かせるよう

あなた あなた訪ねて 行く旅は
夏から秋への 能登半島
    作曲 阿久 悠   作詞 三木たかし
       歌  石川さゆり 

秋が深まる。
紅葉もフィナーレかなあ。
それはいいとして、滋賀県の南部は雨。冬をよぶ冷たい雨です。
南草津第二教室へ。
行き方の解説。JR南草津駅の前からバス乗り場3番、立命館大学方面。
約10分、向山ニュータウン下車。徒歩ほんの3分ほど。急げば1分か。
かがやきテラスというオシャレな建物の2階です。

中3の授業で、歌いましたー♪
石川さゆり 「能登半島」です。
この年末、国民的イベント・紅白歌合戦で、紅組代表の石川さゆりは、いつもの「津軽海峡冬景色」ではなく、「能登半島」を歌うのです。
ちょうど、確認テストには社会の問題で津軽海峡、函館を出題している週。
そして北陸新幹線の沿線の問題も。
鉄道オタクのマニア向けの問題ではなくて、オーソドックスな地理ですよ。
勉強の秋キャンペーンのフィナーレで、国語の学習プログラム「チャレンジ・ザ・俳句」では、能登と加賀のブランド米「ひゃくまん穀」が優秀賞の賞品であります。
そして、はい、ここはもう私、「能登半島」を歌いました。
名曲です。
日本海の荒波。
北陸本線の急行「日本海」で、海を見ながら旅を行くうら若き乙女。うむむ。石川さゆりさん、若かったなあ。十九で、あ、今でもお若いですけど、はい。
そういう思いを込めて、生徒を励ます歌です。…?…生徒たち、聞いたことのない知らない歌で、困ったかも。でも名曲です!
なお、元の歌詞は「夏から秋への 能登半島」ですが、私は「秋から冬への」と変えて歌ったのでした。

北陸本線は内陸部を走るから、列車から日本海の荒海が見える区間は、意外に少ない。敦賀駅から北へ、越前海岸のあたりか。
いや、これは能登半島の支線に入ってから、輪島方面へ。
などと考えながら。
そして、授業は引き続き難しいところを進んでいます。
途中からは、テキストをしばらくおいてノート作業へ。体育のように…部活ですね、これは…ブンブンと進む。スピードが速いから(わざとです。遅いと集中できないと私は思うので)、生徒たちはノートで全力疾走。
頑張るぞ。おうっ♪

写真は引き続き京阪電車石坂線。本屋大賞を受賞した「成瀬は天下をとりにいく」のラッピング電車。京阪電車と膳所高校にゆかりのある話題の本で、大津を舞台に、青春が輝く。読書の秋です。


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大は小を兼ねるぞ。

2024-11-23 11:32:30 | Weblog

 

中3クラスの授業。このクラスの生徒たちも、静かに気合が入ってきました。
授業では、かなり面倒な、難しいところをやっています。面白くないだろうなあ、と思いながら。
それなのに、ちゃんとついて来ます。秋からは授業時間を30分間延長の大盛授業。
120分+30分=150分の授業です。考えてみれば生徒たちにはハードな、そして担当している私も…頑張るぞ。
確認テスト、さすがに100点満点は出ませんが、いい線まで。この調子です。
「勉強しに来るから、塾が開いている時間を教えて」
と。
生徒の都合と塾のスケジュールがうまく合わないこともあります。宮本先生が確認。今週は、ちょうどいいぐあいに開いています。
「家では勉強できんのかなあ。勉強しに来るんやから、偉い!…けど、ホンマは家でも勉強できるようにならんとあかんけど、まあ勉強しに来るのはいいことや」
しだいに受験勉強が本格的になっていきます。
なお、私は飴玉の補給係です。
今回は、クラシックな昔ながらの飴玉を用意していました。
「これ、美味しいけどなあ」
大きすぎるから、休憩時間に食べきれないそうです。
大は小を兼ねるぞ…兼ねるかなあ。

紅白歌合戦。
ニュースによれば、石川さゆりは「津軽海峡冬景色」じゃなくて「能登半島」を歌うらしい。これがまた名曲。ヒロインが乗っているのは北陸本線か。あるいは能登半島を走る支線でしょうか。そういえば私が雪の能登半島を輪島へ旅したのは…。あ、オジサンが窓の外を見ても、演歌にはならんなあ。
  能登は、やさしや。土までも。
あのときに訪問した江戸時代の庄屋さんのお家、廻船問屋だったか、時國家は、地震で損壊と聞きましたが、なんとか元どおりに。

そこで紅白歌合戦を論じます。
えーっと、出演者が…わからんぞー。
紅組女子、わかるのは5人(組)。
初出場のME:Iというグループ。おめでとうございます。そして、みなさんを何とお呼びすればいいのでしょうか。
メンバーは、オーディションで激しい競争を勝ち上がったそうです。そのまま一気に紅白に出演。甲子園のような、ステージのスポーツですね。
白組男子、わかるのは郷ひろみ、南こうせつの2人だけでした。出演、お疲れ様です。

写真は引き続き京阪電車石坂線。
京都アニメーションの「響けユーフォニアム」の電車です。
思い出をのせて、たくさんの青春をのせて、琵琶湖畔を走ります。


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紫式部の次には、サンタクロースが来ました。野菜を配るサンタクロースですか?

2024-11-22 12:38:17 | Weblog

本社に行くときには、JR石山駅で京阪電車石坂線(石山寺-坂本)に乗り換えて、膳所本町で下車します。
が、うむ、たまには逆方向に乗ってみようか。
ちょっと時間に余裕があったのです。
JR石山駅で乗り換えて、瀬田川の方向へ2駅。終点の石山寺駅へ。
NHK大河ドラマ「光るんですか」に乗っかって、源氏物語、紫式部で売り出し中です。
手すりなどを紫色に塗って(紫ですから?)、平安時代のイメージの宣伝幕なども。
私は、スミマセンけれども、大河ドラマは最初だけ見て逃亡しました。
韓国ドラマのパクリですね。
ドロドロの人間模様。
陰謀、ワナ、嫉妬と恨み、呪い、毒。
立ち聞き。*韓国ドラマでは携帯電話の立ち聞きですが、平安時代には携帯電話が無かったから、すぐ近くの位置で聞きます。
まあ、大河ドラマで平安時代は無茶でしたなあ。
それならいっそ、古事記のほうがいいのじゃないか。ヤマタノオロチ退治など、ダイナミックに。
そんなわけで、私は京阪電車の写真を撮りました。
あ。「撮り鉄」というほどのものじゃないです。
でも、楽しい塗装(ラッピング)の電車が次々に来ます。
石山駅では、撮影しにくい。停車時間も短いし、光線の角度も逆光だったり。
乗降客が多いから、お客さんが画面に入ってしまうのです。
最近は、なにかと難しい時代でありまして、通学の高校生、特に女子高校生が画面に入ると、「わわっ!あのオジサン、怪しいやつではないか」というような方向の、あらぬ誤解を。クワバラ、桑原。
*『故事・俗信ことわざ大辞典』の「雷が鳴るとき桑原、桑原と言うと落雷しない」の項目には、3つの説が載っていた。
1つ目は、養蚕…桑を栽培してカイコを育て、繭(マユ)から生糸(絹)をとる…による収入が多かった農家では、だいじな桑畑が雷で荒らされないように、お察し下さいという意からとなえた、というもの。
2つ目は、雷が桑の木を嫌うとされるところから言った、というもの。
3つ目は、江戸時代の随筆「夏山雑談」「一挙博覧」などによれば、「桑原」は菅原道真の所領であった土地の名で、道真配流後、この桑原には一度も雷が落ちなかったという言い伝えから、落雷を防ぐ呪文になった、というものが書かれている。
 〔岡山県立図書館のホームページから引用しました。〕
まあ、私は大型のCANONの一眼レフカメラを使っていて、しかもアヤシイと誤解されぬように、カメラから大きな操作音をバシャッ♪と出しています。
さすが日本製で、操作音も選んで音量を調整できる。最大音量にセットしています。
石山寺駅は終点で、ゆっくりと撮影できました。
楽しい電車が次々と。オススメです。
あ。駅で電車を見るばかりで、石山寺には…。
紫式部さん、ごめんなさい。
写真は、絵本作家の作品展のPR電車。もうクリスマスか。早いなあ。
そういえば、教室にもクリスマスの飾りが登場しています。

今日は中3クラスの授業へ。
中学校の授業の順番がユニークで、進むスピードも…。うむむ。
おうみ進学プラザの標準的な順番とは、かなりズレがあるのです。
こういう場合、「学校の授業なんか、知らんぞ!」では、生徒たちが困る。
かといって、ピッタリと中学の授業を追尾すると、急に…というケースもあります。
なぜかいきなり超スピードで進んだり、ジャンプ?したりするケースもありますよ。塾では、そのあたりを調整しながら、冬へ。
さいわい生徒たちが意欲的に取り組んでくれるから、これなら滋賀県内の私立高、県立の特色選抜までには仕上げていけそうです。
爽やかな晴れ。ただし、やや寒いか。
秋から冬へと進みます。


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どんな番組を見て、どんな作文を…。ワクワク。

2024-11-21 21:02:09 | Weblog

 

【まず関西のことをブツクサと。】
オーサカ・バンパク、大阪の万国博覧会の記念コインが完成したそうです。
500円の記念硬貨。純金や純銀というのじゃないです。
シンボルマークのグニャグニャ君が表面、マスコットのベロベロちゃんが裏面です。どっちがどっちかわからん!…のは、私が悪いのか。
記念コイン、要らないです。
オーサカ・バンパク、行きませーん。役人、参加企業関係者、各種団体でヤラセ動員されたサクラ客ばっかりじゃなかろうか。
日本のサクラ。

【またもやアメリカ合衆国の大統領選挙のことをブツクサと。】
その1、ドタンバタンと騒がしいトラ氏ですが、まあ彼を選んだのはアメリカ人ですから。
しかし、これがアルゼンチンやタンガポンガの大統領ならば高みの見物でええと思いますけど…アルゼンチンについて他意は無いです。タンガポンガという国はありません…ことがアメリカの大統領となると日本への影響が大きいからなあ。
その2、個人的に、親類縁者がアメリカ在住。日本のビジネスマン家庭ですが、家族は市民権を持っていて投票にも。
「非白人でアジア系、といっても日本人は別格の扱いだから大丈夫ですよ」
というのは聞いたけど、
「中国と韓国と日本は識別できない人も多いからなあ。説明してもわかってもらえない」
うむ。アメリカ在住のモンゴロイド・ファミリーが、嫌な目にあったりせんように。
その3、ほとんどの日本人と日系人はハリ女史を応援したけど、あそこまでマイノリティ尊重、多様性重視へと振り切っていったら、普通に暮らしているアメリカ人は敬遠するかもしれない、という面もあったようです。
しかし、なあ…。日本はマスコミを先頭にアメリカの後を追いかけて、マネしているから
、この先はどうなっていくのでありましょうか。
「はい、力自慢の男子諸君、この荷物を運んでちょうだいよー」
と言ったら、生徒に
「男子とか女子とか言うのは禁句ですよ!」
と言われた。
「男子は、乱暴な答案が多いよ。読みやすいていねいな字を書くべし」
と言ったら、
「男子と女子で分けるのは、時代遅れで、一種の差別じゃないですか!」
との御指摘もいただきました。
困ったことを。
正直、それって行き過ぎてますよ、と思うことがあるのです。趣味的な重箱隅っこツツキゲームの迷路に入り込んでないか。
だからといって、トラ氏にも…。
アメリカ合衆国、あっちへ振れたり、こっちへ振り戻したり。
アメリカについて振れる日本も大変です。

【繰り返しの連絡です】
冬期講習会のオリジナル版の教材、新しいページを作りました。
基礎基本から応用へ。
もちろん記述式のページも追加。
そんなわけで、1ページの予定が大幅に…うむ、多くなったなあ。
でも、教科書の基礎基本から。途中で何回も教科書を参照しながら作業をしました。
そして、まとめ、確認、復習を。まさに次の入試へ!
そういう教材になりました。*自画自賛ですけど、自信作!
冬期講習会の授業で活用してください。

気温がビューンと下がって、あぁ、冬が来るのだなあ、という11月。
おうみ進学プラザは、
①「勉強の秋キャンペーン」のフィナーレ、国語科の学習プログラム「チャレンジ・ザ・俳句」を開催中。
応募作品は、まだ間に合う…かなあ。
名作を楽しみにしております。
②「科学番組の感想文」も募集中ですよ。
先日、ある教室の玄関の前で生徒たちのお迎えをしていた。
一人の生徒が、カバンの中をさがして
  「わっ。ワスレタ!」
もう一度さがして
  「やっぱりワスレタ。取りに帰ってきます」
科学番組が面白かったから、初めて感想文を書いた。
それなのに、持ってくるのをワスレタ。
募集の締め切りかも。
「気をつけなさいよ。遅刻してもかまわんから、こけたりせんように」
夏目漱石や森鴎外を読ませるよりも、科学の世界へ。
つまり、科学と国語のハイブリッド課題です。
どんな番組を見て、どんな作文を…。ワクワク。

写真は京阪電車石坂線の石山寺駅。西の終点です。
やってきたのは、NHK大河ドラマ「光ってますか」のラッピング電車。
文学の香りです。
なお、私も今、NHK大河ドラマに気合が入っている時期。
なにしろ、いよいよ官軍が江戸城へ攻めかかろうかという緊迫の展開です。
はたして西郷隆盛は。そして篤姫は。
そこへ登場した松坂慶子。
思わず拍手でした。
*はい、「篤姫」です。これぞ大河ドラマ♪

 

 

 


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冬の先頭ランナーが来ました。

2024-11-19 18:30:13 | Weblog

湖西線にそった琵琶湖の西岸の比良山系の頂上付近が、白くなっています。
雪ですね、これは。
冬の先頭ランナーが来ました。
写真は、琵琶湖の東岸のJR琵琶湖線から見えた比良山系です。

さらに「稲は多年草です」という話を。
じゃあ、なんで稲刈りが終わったあとの田んぼを、次の年まで放っておかないのでしょうか。
はい、お答えしましょう。
稲刈りの後で、田んぼの手入れをする。
雑草の根、稲そのものの根も掘り起こし、土を混ぜ返します。こうして田んぼのドジョウを…魚のドジョウじゃないよ…土壌をリフレッシュ。
田植えは、苗を2本か3本だけ植えますね。この稲が次々と株分かれを繰り返して、20~30本に増えます。稲の勢いはすごいぞ。
古い株を放っておいたのでは、こんなパワーは出てきません。
どこかに都会っ子にも理解しやすい説明はないものか、とさがしました。理科の教科書、社会の教科書には説明が無いからなあ。
発見す。
JA秋田中央会 のホームページを見てください。挿し絵が多くて、文章もわかりやすい解説です。
そんなわけで、稲は一年草と同じように取り扱います。田植えをして、大事に育てて、稲刈りをして、そして田んぼを手入れする。次の年に、また田植えをします。

美味しいお米。大事に食べてください。
農村出身の私からのお願いです。
そして、勉強の秋キャンペーンのフィナーレ「チャレンジ・ザ・俳句」の作品を募集中です。どんどん作って、持ってきてください。
目標は、加賀と能登の新しいブランド米「ひゃくまん穀」ですよー♪

科学番組の感想文も募集しています。
  「初めて見た。面白かった」
  「びっくりした」
  「可愛い♪飼いたいけど…」
などなど、ワクワクの感想。
 「忘れたから、取りに帰って持ってきます」
はい、いいですけど、転んだりしないように。
楽しいとき、驚いたとき、感動したとき、鉛筆がぐんぐん走ります。
テレビ科学番組感想文、待っていますよ。
ガオガオ、ブオブオーッ、ピヨピヨ♪


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