King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『共食い』読了

2012年03月07日 11時22分10秒 | 読書


芥川賞受賞のインタビューで一躍有名人となった著者
ですが、作品とはどんな物かあまたあるレビューや
新聞評等で、もっと完成度のひくい物かと思って
いました。

テーマとかかかれていることはくだらないのですが、
文学としては完成度とか力量が感じられます。

でも全く新しさや精神性とか時代を引っ張っていく
ものは感じません。

つまり日本の今の状況に似ています。

何も文学も時代に迎合しなくてもいいのではと
またしても思いました。

やはり話題性とか売れるところに流れるのでしょうか。

ドストエフスキーが未だに読まれるような普遍なもの
人間的な本質とか求められているのに日本人としては
時代に迎合して行き先を示せない、しっていることは
敢えていわないそんな雰囲気です。
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アリゾナの太陽はサンズ対クリッパーズ

2012年03月07日 09時52分08秒 | バスケ
Friday, March 2, 2012
10:30 PM ET - US Airways Center, Phoenix, AZ

    1   2   3   4  T
LAC 21  14  17  26  78
PHX 17  15  31  18  81

Arena: US Airways Center, Phoenix, AZ
Officials: #24 Mike Callahan, #26 Pat Fraher, #44 Eli Roe
Attendance: 18091
Duration: 2:29

まともにぶつかり合ったら圧倒的にクリッパーズ優位でしょう。

誰もがクリッパーズが楽勝とみていたと思います。

しかし、みんなが見たのはなんとも締まらない打っても打っても
点が入らない妙な緊張感が走る試合でした。

これもサンズのナッシュの試合運びなのでしょうか。

自らの得点をあきらめ相手の巧妙ガード、クリスポールを
止めること、機能させないことを優先したのではないで
しょうか。

外からのシュートがことごとく落ちていたのも前半までで、
後半はいつものように得点を重ねるようになり、逆転して
しまいます。

これはいけないと気が付いたときには、既に相手の術中に
はまっていた後で、グリフィンのダンクも見られません
でした。

今NBAで多くのチームが行っているプレス的な守りから
速攻で返すという得点スタイルを一番最初からチームの
特色としてやっていたのがサンズでしょう。

しかし、ランアンドガンで優勝したチームはないといわれ
それは異端な存在でした。

ただ、そのスタイルはただの速攻ではなく、とにかく
外からの得点が多く、確率も高いものでした。

普通のチームは相手のボールを奪ってからゴールしたで
レイアップかダンクというフィニッシュですが、サンズは
とにかく外から打つのです。

シューターの心理は伝播するのか、今日は不調であると
いうサインは妙な心理状態として相手チームにも影響し、
相手のロングシュートも全く入らなくなってしまいました。

それに、グラントヒルの守備が相手のエースの得点力を
うばいます。

ただの速攻しか出来ないチームでないところがベテラン
揃いの老練なところです。

こうなるといわれルのが、ビラップスの不在です。

まあアキレス腱断裂で今季絶望なんですからいたらなあ
というない物ねだりをしたくなるのも解らなくはない
ですが、それだけ味のある選手や存在感のある
選手が段々いなくなっているのでしょう。

レイカーズより上にいるクリッパーズという現在では、
次にどんなことが起きるのか、後半戦もみのがせません。
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