Friday, March 2, 2012
10:30 PM ET - US Airways Center, Phoenix, AZ
1 2 3 4 T
LAC 21 14 17 26 78
PHX 17 15 31 18 81
Arena: US Airways Center, Phoenix, AZ
Officials: #24 Mike Callahan, #26 Pat Fraher, #44 Eli Roe
Attendance: 18091
Duration: 2:29
まともにぶつかり合ったら圧倒的にクリッパーズ優位でしょう。
誰もがクリッパーズが楽勝とみていたと思います。
しかし、みんなが見たのはなんとも締まらない打っても打っても
点が入らない妙な緊張感が走る試合でした。
これもサンズのナッシュの試合運びなのでしょうか。
自らの得点をあきらめ相手の巧妙ガード、クリスポールを
止めること、機能させないことを優先したのではないで
しょうか。
外からのシュートがことごとく落ちていたのも前半までで、
後半はいつものように得点を重ねるようになり、逆転して
しまいます。
これはいけないと気が付いたときには、既に相手の術中に
はまっていた後で、グリフィンのダンクも見られません
でした。
今NBAで多くのチームが行っているプレス的な守りから
速攻で返すという得点スタイルを一番最初からチームの
特色としてやっていたのがサンズでしょう。
しかし、ランアンドガンで優勝したチームはないといわれ
それは異端な存在でした。
ただ、そのスタイルはただの速攻ではなく、とにかく
外からの得点が多く、確率も高いものでした。
普通のチームは相手のボールを奪ってからゴールしたで
レイアップかダンクというフィニッシュですが、サンズは
とにかく外から打つのです。
シューターの心理は伝播するのか、今日は不調であると
いうサインは妙な心理状態として相手チームにも影響し、
相手のロングシュートも全く入らなくなってしまいました。
それに、グラントヒルの守備が相手のエースの得点力を
うばいます。
ただの速攻しか出来ないチームでないところがベテラン
揃いの老練なところです。
こうなるといわれルのが、ビラップスの不在です。
まあアキレス腱断裂で今季絶望なんですからいたらなあ
というない物ねだりをしたくなるのも解らなくはない
ですが、それだけ味のある選手や存在感のある
選手が段々いなくなっているのでしょう。
レイカーズより上にいるクリッパーズという現在では、
次にどんなことが起きるのか、後半戦もみのがせません。