Line.登場ニックス対ラプターズ

Tuesday, March 20, 2012
7:30 PM ET - Madison Square Garden, New York, NY

　　　　1　　　2　　　3　　4　　　T
TOR　24　　20　　24　　19　　87
NYK　27　　26　　26　　27　　106

Arena: Madison Square Garden, New York, NY
Officials: #14 Ed Malloy, #76 Steven Anderson, #40 Leon Wood
Attendance: 19763
Duration: 2:23

昨期スタッダマイアーの登場で久しぶりに勝ち越してニューヨーカーを
熱狂させたニックスですが、今期は突然の盛り上がりを見せ社会現象
ともいわれたのがLineの登場です。

どんな選手か心待ちにしてたのがやっと放送されました。

そして、うわさの選手の登場ながら、昨期より成績は落ちています。

ヘッドコーチが交代してそれから連勝ということでどんな変化が
あったか、それはレイカーズのようなしっかりとしたトライアングル
で攻める形でした。

それだけ、チャンドラーとアマレのツインタワーに加え、オールランダー
のカーメロがそれこそ三つ巴で攻撃してくるという強力な形です。

それに満足しないのか、後半何度も連続してカーメロのインサイドへ
バックドアからの攻撃がつづきましたがそれは自身で決めるとしたら
それしか残っていなかったという感じでした。

それでも彼の意地が感じられ、チームとしてはいい方向にいい形に
なったと感じられました。

それだけチャンドラーが優勝経験から格段の成長を遂げてただブロック
得意のセンターから本格センターへ変身し、ニューヨーク待望の本格
センターになったことが大きいと思います。

そんなことを言えるのも一時はビラップスがいなくなり、司令塔不在
が大問題になったのが無名の新人がそれを救った事からです。

それがまさかの東洋系の選手というのも意外な事件として話題に
なりました。

見たところ特別なスキルがあるようにも見えませんが、各プレイは
堅実で、外からのシュートも安定感があり、何よりチームとの連携
と信頼関係がしっかりとあり機能しているという感じが一番だと
思います。

スティーブナッシュほどチームを動かしている感が出てくれば
間違いなくニューヨークの顔となるという感じでした。

ラプターズはそんな高さに差があるとも思えないのにまるで封じられ
てしまい、本来の早い攻撃や外からのシュートもいいリズムに
つながりませんでした。

ニックスの守りと連携のとれた攻めとこれからの活躍を期待したい
ところです。