金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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21:森井源一 『豆腐道』

2017-01-26 22:05:55 | 17 本の感想
森井源一『豆腐道』(新潮社)
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

豆腐は、地域あってこその食べ物やと思います──。
川端康成が小説『古都』の中に織り込み、
司馬遼太郎が『街道をゆく』で「日本文化を食っている気がしてくる」と
感嘆した「森嘉」の豆腐から、地域における食の本来のあり方が見えてくる。
京都・嵯峨で豆腐をつくることに一意専心してきた
名職人の口から語られる食の文明論。

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普段読まない本を読もう! と思って手に取った本。
「森嘉」ってなんか聞いたことあるような……と思ってたら、
川端康成の「古都」に出てきていた模様。
嵯峨のお豆腐屋さんとして有名なのね。

豆腐はわりと食べるほうだけども、実はそんなに好きじゃない。
あまりおいしいと思えないのは、スーパーの安いやつだからなのかな。
豆腐はにがりで作るものだと思い込んでいたのだけども、
にがりを使うと硬くなるとか、油揚げ用には別の生地を作っているとか、
知らないことばかりで一冊まるごと楽しめた。


コメント
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