金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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大河ドラマ『いだてん』#33

2019-09-01 20:58:44 | 大河ドラマ「いだてん」
ムッソリーニへの
「オリンピック譲って
の交渉は、「政治的駆け引き」だとみなされ、
オリンピック委員会で非難されることに。

「ジゴローだったらこんなことにはならなかった」
と言われる杉村が気の毒。
そもそもその「政治的駆け引き」は
そのジゴローの思いつきなのに。

外国語にも堪能で、弁舌も巧み、交渉の手腕もある、
なのに「人望がない」と杉村の弁。
「ここは国際連盟じゃない」
って言われてたように、もともと日本にとっては
逆風が吹いてたのだろうけれど、
まあ、愛嬌って大事だよね……。
能力より愛嬌が勝ることは多々あるように思う。
嘉納先生なんか、ドラマ初期から結構ひどいことしてるのに
悪印象残さないもんな。
今度は怒らせたIOC委員長を日本に招待するとか言いだして、
「もう手紙出しちゃった☆」
無礼者のまーちゃんにまで
「図々しいな~!!」
と言わせる始末。
この屈託のなさ、ものおじしないところがいいんだろうな。

オリンピックはただの運動会、
国の威信をかけてやるものじゃないと
まーちゃんは言うけれど、
高橋是清への談判をはじめ、
オリンピックに対する情熱をまっとうするために
彼がとってきた行動が
オリンピックと政治を結び付けてしまったという皮肉。
次回は二・二六事件か~。

【その他いろいろ】

・カフェ「ニューミカワ」のマスターとして再登場した美川。
 やくざの女と駆け落ちし、流れ流れて熊本へ。
 画家としての才能はやっぱりなかったね!

・今日の暴言
 「美川? ゴキブリ! 居候のろくでなし、貧乏神!」byスヤさん

・妻が可憐じゃなくなった、自分はここで何もしていないと
 四三は家出。
 この男、家庭人としてはほんとダメだな……。

・今日のまーちゃんは、比較的まっとうな人だった。
 しかし、言葉の通じない外国人が相手だろうが、
 独裁者ムッソリーニが相手だろうが、
 通常運転で無礼なの、ほんとすごい。

・可児先生、久しぶり!
コメント
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