二・二六事件によって戒厳令が敷かれたにも関わらず、
「こんな時だからこそ!」
とオリンピックをあきらめない嘉納先生。
「どんな時でもオリンピックだろう!」
とまーちゃんに突っ込まれながらも、
世界情勢も日本国内のムードもおかまいなしに
我を通す嘉納先生の、
無邪気さというか軽やかさというか、
なにがなんでもわが道を行く感に胸を打たれたよ……。
日本に視察にやって来たIOC会長のラトゥールに、
ムッソリーニへの交渉は自分の指示だったことを
話して、ちゃんと杉村をかばってるんだよね。
杉村に翻訳しろと言いながら、
翻訳スピードをまったく無視して
自分の好き勝手にしゃべりだすのが
マジ治五郎って感じで笑ったけども。
IOC委員を辞めるという杉村の功績を
まーちゃんが讃えるのもよかった。
ひとつの目標に向かってそれぞれが力を尽くす、
仕事人のチームという感じでとてもよい。
* * *
それに対して、熊本の四三ときたら!
家庭人としてはダメな男だと繰り返し描かれていたけど、
今回もひどかったね……。
二・二六事件で家出は取りやめたものの、
再び東京へ行くと言いだす。
幾重の了解を得たら軽口をたたき、
身重のスヤさんの気持ちをまったく考えない。
幾江さんが自分の寂しさを訴えたことで
四三も泣いてたけど、
「うぜえ……なに泣いてんだよ……」
という感想しか出てこなかったよ。
実際、子どもをつくることしかできていなくて
家業にはまったく役立っていないわけだから、
自分の能力を発揮できる環境に身を置きたいという
気持ちはわかるんだけどね……。
【その他いろいろ】
・ラトゥールを案内するための車夫に抜擢された清さん、
まったく屈託なくラトゥールの肩抱いてるの、いいよね。
小梅も落ちついた雰囲気の、いいおかみさんになった。
・菊枝が「まーちゃん」と呼んだり、
まーちゃんが憤りながらも菊枝を「君」と呼ぶのに
ときめいた。
・クーベルタンとのやり取りも、ここへつながっていたんだなあ。
よくできたドラマであるよ。
「こんな時だからこそ!」
とオリンピックをあきらめない嘉納先生。
「どんな時でもオリンピックだろう!」
とまーちゃんに突っ込まれながらも、
世界情勢も日本国内のムードもおかまいなしに
我を通す嘉納先生の、
無邪気さというか軽やかさというか、
なにがなんでもわが道を行く感に胸を打たれたよ……。
日本に視察にやって来たIOC会長のラトゥールに、
ムッソリーニへの交渉は自分の指示だったことを
話して、ちゃんと杉村をかばってるんだよね。
杉村に翻訳しろと言いながら、
翻訳スピードをまったく無視して
自分の好き勝手にしゃべりだすのが
マジ治五郎って感じで笑ったけども。
IOC委員を辞めるという杉村の功績を
まーちゃんが讃えるのもよかった。
ひとつの目標に向かってそれぞれが力を尽くす、
仕事人のチームという感じでとてもよい。
* * *
それに対して、熊本の四三ときたら!
家庭人としてはダメな男だと繰り返し描かれていたけど、
今回もひどかったね……。
二・二六事件で家出は取りやめたものの、
再び東京へ行くと言いだす。
幾重の了解を得たら軽口をたたき、
身重のスヤさんの気持ちをまったく考えない。
幾江さんが自分の寂しさを訴えたことで
四三も泣いてたけど、
「うぜえ……なに泣いてんだよ……」
という感想しか出てこなかったよ。
実際、子どもをつくることしかできていなくて
家業にはまったく役立っていないわけだから、
自分の能力を発揮できる環境に身を置きたいという
気持ちはわかるんだけどね……。
【その他いろいろ】
・ラトゥールを案内するための車夫に抜擢された清さん、
まったく屈託なくラトゥールの肩抱いてるの、いいよね。
小梅も落ちついた雰囲気の、いいおかみさんになった。
・菊枝が「まーちゃん」と呼んだり、
まーちゃんが憤りながらも菊枝を「君」と呼ぶのに
ときめいた。
・クーベルタンとのやり取りも、ここへつながっていたんだなあ。
よくできたドラマであるよ。