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★★★☆☆
【Amazonの内容紹介】
浮世絵を読み解く新提案!
美味しいもの好きの江戸っ子たちが、
どんな食を楽しんでいたか、絵を通してたどります。
食のシーンは、浮世絵の世界に度々描かれてきました。
鰹の初売り、夏の白玉、雪中の蕎麦屋など。
そこには今もなお受け継がれる食文化があり、
また失われてしまった食習慣に気づくこともあります。
食を描いた浮世絵を紐解きつつ、そのレシピも紹介する一冊。
『フェルメールの食卓』(講談社)など、
画家の食や暮らしを紹介した話題の本の著者による待望の新刊です。
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江戸は独身男性の割合が非常に高かったうえ、
屋内で火を使うのが禁止されていたために
外食産業が非常に発達していた……というのは
知っていたのだけど、
実際の食事をビジュアルで見たのは初めてかも。
再現された料理はおいしそうだった。
表紙だけ見た段階では、
「冷蔵庫のない時代、夏に白玉食べたって
ぬるくておいしくないだろ……」
と思ってたんだけど、そうか、井戸水使ってたから
ちゃんと冷たいんだ。
看板娘の浮世絵、客にセクハラされてるところ描かれて
世に発表されちゃってかわいそう。
当時の感覚として、これはNGじゃなかったんだろうか。
それとも、水茶屋の娘をみくびってるから
こういうのを描いちゃったんだろうか。
水茶屋といいながら実は売春してたところもあったそうなので、
そういう類の店だったのかしらん。