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★★★★☆3.5
【Amazonのあらすじ】
太平の世が続く江戸時代、算哲(岡田准一)は
碁打ちとして徳川家に仕えていたが、
算術にもたけていた。
もともと星を眺めるのが何よりも好きだった彼は、
ある日会津藩主の保科正之(松本幸四郎)の命を受け、
北極出地の旅に出ることになる。
算哲らの一行は全国各地をくまなく回り、
北極星の高度を測り、その土地の緯度を
計測するという作業を続け……。
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Amazonプライムにて。
保科正之や水戸光圀のほか、
本因坊道策、関孝和も出てきて、
登場人物だけでも結構豪華。
天文学だから、当然数学も関わってくるわけだ。
地味な題材なんだけど、
インテリの戦いってところがいいねえ。
改暦をめぐって襲撃されたりするのはエンタメのためとはいえ
ちょっとやりすぎだと思うけど、
ちょくちょく失敗したり挫折したりして
主人公無双にせず、
ストーリーにアップダウンを作っている。
北極出地でいっしょだったおじいさん&おじさんが
妬んでいじめたりせず、主人公の才を認めているの、
キュンとした。
そして土御門泰福がなんか可愛い。
妻(宮崎あおい)のエピソードは本筋に関係ないし、
いらんのでは?……と思うけど、
まあ、こういう華が必要だという人も多いのだろう。