「喉もと過ぎれば・・」で思い出しましたが、昔、某病院のHIV(エイズ)の講習会プログラムに参加したことがありました。そのカリキュラムの中で、HIVに感染しているんじゃないかと心配している人が採血検査をして、後日その結果を聞きに来たときのその人の思考・行動様式を学びました。
「結果ですが・・・陰性でした。HIVに感染していません。でも今後の感染防止対策は・・・」などと話し始めても、目の前の本人が聴いているのは「陰性」という言葉だけで、後に続く話はほとんど聞いていないそうです。せいぜい聞いていて30秒間程度だそうです。ですから陰性告知では「伝えたい内容は30秒以内にまとめろ」といわれています。まさに喉元すぎれば何とやらでしょう。それにしても話を聞いていない間は、いったいどんなことを考えているのでしょう。
え? 決まってるって?