吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

昔の教師

2007年12月17日 07時20分46秒 | インポート

 「教師に殴られた」といえば、昔の学校の先生は、よく生徒を殴っていました。自分もよく殴られました。今、考えると些細なことや「濡れ衣」や「人身御供」的な体罰もありました。でも中学生くらいのものの道理がよくわからん世代を統括するには、力でねじ伏せるのが一番手っ取り早いでしょう。自分は体罰を否定しません。

 しかし現代では教師は体罰をしないようです。昔は「学校の先生」といったら怖い存在だったのに時代は変わったものです。自分は昔、教師から自分が悪くないときにもよく殴られましたが、この時は「理不尽・不条理・不公平」ということを学びました。でも社会人になってからはこんなのよりもっとひどい理不尽やら不条理を嫌というほど経験し続けてきました。この資本主義の世の中で生き抜くには、理不尽を受けるよりも理不尽を強いることができる肩書きについた者勝ちだと時々感じます。それだけ社会の組織の中における不条理なんて当たり前になっています。

教師の生徒への体罰は社会に出る前の通過儀礼として少なくとも自分には必要でした。だから今ではあの時の教師に自分は感謝の気持ちで一杯・・・・な訳ないだろーーー。