「オタク」という名称はあまり、世の中では称賛の言葉としては使われない。でもそれは違う。世の中の新しい分野を切り拓いて進歩していくには、まさに最先端の馬鹿みたいな「オタク」が研究を進めていっているからだ。だいいちノーベル賞受賞者だってみんなオタク集団でしょう。
自分のもと同僚に「ミニカー収集オタク」がいた。確かに日本の中でのミニカー価格を左右するだけの渉猟的経済活動はしているらしい。自分はこのようなオタクの存在を称賛し畏敬の念でみている。でも昔この医師と当直していたとき患者がきていても出てこないので見に行くと、ヤフオクで目当てのミニカーの入札競い合いをしていた。「あっ 先生、今だめです。入札中ですのでいけません」と。このバカたれ!(泣)