この施設は救急救命士を養成するための全国的な消防関係の全寮制研修所です。受講生は全国の自治体消防から救急救命士の資格をとるために半年強のカリキュラムを受講しにやってきます。ここに最初に勤務したのが平成4年の4月でそれから3年間は常勤で、以降は今年の7月までは週1回勤務の非常勤講師を続けてきました。たぶんこの業界で勤続して教鞭をとってきたのは自分が日本で一番長いものと思われます。
おかげさまでいろいろな消防の仕組み、行政の仕組みを学ばせてもらいました。目の前の傷病者ひとりを救護するのも根拠法令がないと彼らは動けません(動きません)。医療における緊急事務管理がなかなかうまく相容れない部分があります。救急救命士法ができて16年になりますがようやく少しこなれてきたようです。・・・でも、まだ靴下の上から水虫を掻いているような感じ・・・、あ 失言です、パンツの上から股間白癬を掻いているような・・・、あ もっと失言。