最近の笑いのつぼは今ひとつ自分にはあわない。でも先日、漫才の頂点をきめるM-1グランプリというのを息子とみた。すべてをみたわけではないが、やっぱり自分の波長にはあわないようだ。今年の決勝では3組の漫才コンビが残ったが、3組とも見終えてから自分では「これが優勝」と思ったコンビがあった。結局それが優勝したが、何故かというと他のコンビよりも比較的ゆっくりとしゃべり「何をいっているのか」聴き取れた。ほかの2組は早口すぎて何を言っているのか分からないし聴き取れない。まさに笑いのつぼ以前の問題。最近の漫才では、テンポが早く乗りがいいのと、マシンガントークとを勘違いしているのではないのか? 笑いの「間」をとったりウイットなんてものは現在では通用しないようだ。 まさに崩壊寸前の現代の医療に通じるところがありそうだ。