吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

徹子の部屋 その4

2011年09月08日 06時00分13秒 | インポート

 案の定、最初はお互いNHK勤務時代の話からはじまった。少しずつ黒柳色が強くなりそうになったが、相撲への思い入れは極めて情熱的であり、過去の名勝負の実況解説を語り始めると杉山節は延々と留まる事はなかった。彼の頭の中には名勝負のビデオが残っているため、時を経てもそれがいつでも再現できるのだ。また相撲のいろいろなエピソードを語る中で「あの勝負は昭和○○年何月の△△場所の何日目で・・・」と時系列もすぐに口をついて出てくるのである。こちらではその日にちが本当に正しいのかどうかは瞬時にはわからない。TV番組で日時を言うのはリスクが大きい。もし間違っていても以後訂正が効かないのでよほど記憶に正しく刷り込まれていないと発言できない芸当である。ここまでされると否が応でも彼のコメント内容に信頼性がでてくる。結局、黒柳氏に潰されることはなかった。むしろ彼の話の拡散度合がすごかったので、司会者は彼の話を誘導しながら時間をまとめることに終始したようである。見ていて「話がきちんとまとまるかしらん?」と少しハラハラしたが、黒柳色に染まることなく杉山氏の名調子が聴けてとても面白かった。