今回のセミナー参加はいろいろ有意義で収穫があった。もちろんセミナーの内容もさることながら、新幹線の車掌の対応の仕方がずいぶん参考になった。きっとJRの社内で接客講習などが行われているのかもしれない。クリニックでの患者さんへの対応方法として勉強になった。しかしまあ勉強になったといっても難しいことはない。ただ黙ってウンウンと肯きながら相手の話を聞くのである。そして「そーなんですかー、わかりますよー、でもこの切符は換えられないんですよねー」と相手の言葉を受容しながらも一歩も譲らないのである。そして対応は平静を保ちながら時々笑顔を挟み込むのである。最後には相手が「あ これは暖簾に腕押しだ」と諦めるまで繰り返すのである。この「受容」「笑顔」「根気」がカギであろう。しかし混雑時のクリニックで延々とこれを繰り返したら、次の患者さんに「いつまで待たすんだ」と怒られそうである。