つまり電車に乗ってどこかに行くときに、途中乗り換えてどこそこまでいき、また乗り換えて目的地まで行くというのに似ているのである。通しで切符を買えば1枚で済むのであるが、「直行は割高ですよ。当社のラインに乗り換えれば安くなります」と言葉巧みに直行でいけるものをわざわざ自社へ乗り換えさせるのである。そして切符の枚数はどんどん増えていくのでこれが利用者としてはのちのち回線障害のときに複雑になるのである。一つのラインに複数社が入りまたそれにプロバイダーもある。一つのサービスを受けるためには複数社の契約が必要になる。複雑怪奇である。きっとまだ過渡期であろう。今後は少なからずいろいろ淘汰されていくかもしれないし、ますます新規のインフラが導入されるかもしれない。便利な世の中にはなったが、一度ことがおこると複雑怪奇で面倒くさい。