この事件が起こってから、警察庁の発表があり、てんかん保有者の運転免許取得と保持に関してそのあり方について有識者による検討が必要であるとコメントされた。千葉クレーン車暴走事件と併せててんかん保有者が関与した事故で計14名の方が亡くなっている。多くの人が死なないと行政は検討会を開かない。私が以前から指摘しているものに高齢者の方が自分で運転する電動カートがある。このカートが幼稚園児の列に突入しそうになったのを自分は目撃してから、このカートには免許はいらないこと、この運転を管理する行政機関がないことを区の介護認定会議の席上で確認した。極論すれば認知症と思われる方もたくさん運転されているものと思われるが如何か。 高齢者を弱者ということで慮り、あえて行政機関はこのことに手をつけないでいるのか? 歩けない高齢の方のADLが拡大するのはいいことだが、どこかしらで管理しないと今後きっと多くの園児が危険にさらされるものと危惧している。 そうなってからでは遅いと思うのだが・・。