吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

なんかなぁ~ その1

2012年05月25日 06時10分02秒 | インポート

 他の中規模病院で慢性疾患の治療・処方を受けている患者さんである。半年に1回くらい風邪などで当クリニックにお越しになる。このような場合、かかりつけはどちらになるのであろうか? 少なくともうちでは定期的な診療はしていないので、あちらの病院さんがかかりつけと思われる。先日も風邪で半年振りにこられた。風邪はたいしたことはない。しかし風邪の診察後、あちらの病院で治療している慢性疾患の診療内容を逐一ご報告くださるのだ。「あの病院で○○の検査をしたのですが、一体どうなんでしょうか?」「えっ・・?(検査してどうなんでしょうかといわれても検査結果を自分は知らないのでコメントしようがない)」、「この薬が出ているのですが、大丈夫ですか?」「えっ・・?(大丈夫もなにも私の処方ではないのでコメントしようがない)」 うちでの診療は「風邪薬を出しましょう」で終わりなのだが、延々と他病院の診療の質問が続くのである・・・。(ちょっ、ちょっとなんで私が関係していない他の病院の診療内容の説明するんでしょうか?)ともいえず、うずたかく積まれていく後の患者さんのカルテの高さにも追い立てられている。