吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

医療廃棄物 その5

2012年05月22日 06時50分45秒 | インポート

 通常、医療は診療を提供するだけではなく、それ以前の大前提として「安心、安全」という信用も提供している(まあ一定の割合で医療事故もあるので、100%安全確実というわけではないが)。少なくとも医療は契約書こそないが信頼に基づいた契約行為なのである。そこから派生した医療廃棄物の処分も対価を払えば信用を得られるものだと思っていた。しかしどっこいそうではないようである。医療従事者はどうも人がよすぎるようである。廃棄対価を払いなさい、マニフェストをきちんと管理しなさい、処分場まで行って確認することも必要ですよ、それでも不法投棄や違法放置があったら排出者であるあなたの責任ですよと・・・。「廃棄物」だけあって、そこまで信用ができない業界のまま「放置」されているものなのかとガッカリしてしまうのである。 えっ? 大喜利の落ちじゃないって?