少し前の話になるが、3月下旬に都が開催する医療廃棄物の講習会に参加した。開業後半年頃に参加して以来なので4年ぶりになる。今回この講習会に参加したのは法律改正があったと聞いたからである。まあ昔から廃棄物は出した者の責任(排出者責任)であるといわれている。これはお金を払って処分業者に依頼した場合でも、業者が不法投棄したならそれは排出者の責任であるというところは変っていない。むしろもっと廃棄物を排出した者の責任が重く課せられてきたようなのだ。運搬業者→中間処理業者→運搬業者→最終処分業者などと複雑な流れがあるような場合、排出者(医療機関)はこの流れをすべて把握して管理することが義務付けられているのである。かなり厳しい規則である。