この間の休日の朝のこと、近くの消防署で町内会の防災訓練が行なわれた。町内会もだんだん高齢化しているようであるが、役員さん含めてなかなか皆さんお元気である。区の職員の方の防災についての講演があった。自助、共助、公助の三原則の説明がなされた。また昔はよく言われていた「地震だ、火を消せ!」ということは今では行なってはいけないそうだ。というのは今の都市ガスなどは大きな地震があると安全スイッチが働き自動的に消火するのだそうだ。地震時の怪我の多くが、この火を消すという初動で受傷していると。昔、覚えた標語が今ではしてはいけないことだと知って驚いた。なかなかためになった。会場から司会者に「熱中症のときの対応はどうするのですか」という質問が挙がったが、司会者は会場を見渡して「あっ、今日、会場に『吉田外科さん』がいらしていますので、伺ってみましょう」とこちらに振られたのであった。