吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

100円ショップ その3

2014年06月18日 05時44分02秒 | インポート

   高度成長期時代の日本では、舶来製品(概ねMade In USA)を信頼し、自国製は一段格が落ちるという印象だった。敗戦国日本のイメージから、この「Made in USA」の文字が製品に刻印されていると、文化的でおしゃれな生活を送っている米国一般家庭の暮らしぶりが想像できたのである。しかしそれから10年もすると、イメージは逆転した。「猿まね日本」と揶揄されながらも他国製品を見習い技術革新がなされ品質は向上した。特に国産車では性能や燃費や、そして特に故障しないことに優位性を実感するようになった。今では勤勉さと手先の器用さもあり日本人のモノづくりの技術は世界でも有数のものであると思っている。近年、安価な労働力から近隣諸国の製品が市場に出回り「Made in Japan」と比較されるようになった。手前味噌ではあるが、日本のブランドは過去の高度成長期のイメージを完全に逆転させている。「あ やっぱり日本製は違うね。しっかりしている」というイメージが定着しているのである。<o:p></o:p>