ドローンには最初から興味があった。たぶん小さい頃の竹トンボの感覚なのである。あの青空をフワリと飛び回る姿は小さい頃のワクワク感を蘇がえらせるに十分なツールなのである。しかもドローンにはCCD小型カメラを搭載できるようである。これは自分がまるでそれに乗っているような臨場感をも体感できるのである。そして今後、このドローンは災害現場や一般生活の中に置いて、ますます有用なツールとして汎用されるようになるであろう。さて今回このドローンに放射能汚染された土砂を搭載し官邸に不時着させたとして富山県の男が警察に出頭し逮捕された。男は「原発反対を主張する目的でおこなった」と言っているが、さほど思想信条的なモチベーションは感じられなかった。また不時着したドローンが職員によって発見されたのもずいぶん後になってからであり、まあ官邸の警備体制もそんなに厳重ではないのだと露呈したわけである。