この前、TVバラエティで今日本における死因第3位である肺炎、殊に高齢者の誤嚥性肺炎が話題になっていた。どこかの医師が取材されコメントのべたVTRがでたが、その解説を聞いて「ん?」と思った。
その医師は「誤嚥性肺炎とは食事を誤嚥して起こす肺炎である」と言っていた。間違いではない。間違いではないのであるが、はたして食事誤嚥による誤嚥性肺炎は何%くらいあるのだろうか?
ましてやそれが死因の原因となるのは何%になるのか疑問なのである。
食事誤嚥で最も注意すべき病態は「窒息」である。気管に異物が入れば、通常は激しい咳が出て異物が外に出されるのである。ここで異物が外に出ずに気道を完全閉塞すれば窒息する。
なので咳と言うのは気道から異物を排出するための自前の防御反応なのである。
高齢になったり、なにか併存疾患を持っていたりする人は咳反射が衰えるので窒息死が多いのはこの理由である。
とりあえず窒息死をまぬがれた場合は、このまま異物が気管~気管支内に停滞しそこで肺炎をおこすのだ。理屈は確かにあっている。
その医師は「誤嚥性肺炎とは食事を誤嚥して起こす肺炎である」と言っていた。間違いではない。間違いではないのであるが、はたして食事誤嚥による誤嚥性肺炎は何%くらいあるのだろうか?
ましてやそれが死因の原因となるのは何%になるのか疑問なのである。
食事誤嚥で最も注意すべき病態は「窒息」である。気管に異物が入れば、通常は激しい咳が出て異物が外に出されるのである。ここで異物が外に出ずに気道を完全閉塞すれば窒息する。
なので咳と言うのは気道から異物を排出するための自前の防御反応なのである。
高齢になったり、なにか併存疾患を持っていたりする人は咳反射が衰えるので窒息死が多いのはこの理由である。
とりあえず窒息死をまぬがれた場合は、このまま異物が気管~気管支内に停滞しそこで肺炎をおこすのだ。理屈は確かにあっている。