しかし、食事ができるくらいの生理機能のある人は、咳反射も(衰えて弱くはなっているが)まだ保たれている。ある程度の咳で異物は体外に排出されるので、肺炎程度は起こすかもしれないが、それが死亡原因にまでつながるのは多くはないと考える。
むしろ怖いのは、寝たきりで意識がなく、常に臥床しており胃瘻から栄養物を入れているような人の方が危ないのである。
ある研究であるが、寝たきりの人の胃に色素を入れて翌日気管内から喀痰を吸引すると色素が検出されるのである。
つまりこのような寝たきりの人は胃からの胃液、胃酸、食物残差などが、知らない間に自然に食道を逆流し、それが気管~気管支にまで入り込んでいるのである。
しかも咳反射もない。つまりこのような人たちは自力で食事をしていないにもかかわらず「慢性的にいつも胃内容物が気管支に入り込んでいる」と解釈できるのである。つまりこのような人たちこそ常に誤嚥性肺炎のハイリスクグループなのである。
食事ができる人達よりも、食事すらできない人達の方が「誤嚥性肺炎」のリスクは高いのである。
むしろ怖いのは、寝たきりで意識がなく、常に臥床しており胃瘻から栄養物を入れているような人の方が危ないのである。
ある研究であるが、寝たきりの人の胃に色素を入れて翌日気管内から喀痰を吸引すると色素が検出されるのである。
つまりこのような寝たきりの人は胃からの胃液、胃酸、食物残差などが、知らない間に自然に食道を逆流し、それが気管~気管支にまで入り込んでいるのである。
しかも咳反射もない。つまりこのような人たちは自力で食事をしていないにもかかわらず「慢性的にいつも胃内容物が気管支に入り込んでいる」と解釈できるのである。つまりこのような人たちこそ常に誤嚥性肺炎のハイリスクグループなのである。
食事ができる人達よりも、食事すらできない人達の方が「誤嚥性肺炎」のリスクは高いのである。