吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

プロ意識 その1

2017年07月07日 06時07分09秒 | 日記
 将棋の藤井4段の30連勝が阻まれたと報道された。この藤井4段は対局中に相手の表情をチラ見するそうで、これを「藤井にらみ」と称されているようだ。

 羽生三冠も時に相手が打った手によっては、相手の顔を覗き込むことがありこれは「羽生にらみ」と言われている。このにらみの真意を羽生三冠は下記のように答えている。 
「相手がミスした手を打ったときに『あぁ、こんな手を打たれたんじゃ、いい対局が台無しだ(なんてことするの)』という落胆の気持ち」を表わしているというのだ。

 通常相手がミスしたらこちらに有利になるので「しめた」とにんまりするのは素人らしい。
 やはりプロ棋士となると、白熱した対局を作れるかどうかを念頭に置いているらしい。
 
この話を聞いて、アントニオ猪木氏の全盛期の言葉を思い出した。
「相手の8の力を10出させて、そこで自分が12の力をもって相手をねじ伏せる」と言っていた。
 かれは「語録」をもっている。言葉でもプロレスをしていたのである。