吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

中国人の立礼の波紋 その5

2017年09月12日 06時45分37秒 | 日記
 自分は小児科でもないし、ちょっと重大な疾患の可能性もあるので小児科へ今からいって診断してもらってくださいと告げた。

 ところがいきなりその通訳の中国人は「え、え? 何? なんで診れないのよ、ここでうちの子をいつも診てるでしょ。なぜ今日は診ないのよぉ!! どうして! 何故よ! 薬だしてよ!」とまくしたてられた。
 「重大な疾患の可能性」「小児科専門医がよい」というこちらの理由がまったく理解されていないのである。
 なんだかいかにも「意地悪」をして今回は診療しないよう物言いなのである。

 彼の言葉の壁、理解力などもあるかもしれない。でも他の中国の患者さんにも共通するのであるが、言葉が不自由で喋れなくとも、とにかく中国の方は自分の主張をきっちりする傾向があるように思える。

 時に大声の中国語でまくしたてられて、何を言っているのかよくわからないのであるが面倒なのでついつい相手の要望を受け入れてしまうこともあるのだ。まあマナーと言うか国民性なのかもしれない。
 外来診察ではついつい戦々恐々としてしまうのである。