吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

羽生の国民栄誉賞は? その6

2018年02月26日 05時30分54秒 | 日記
 昔「反戦フォーク」を謳っていた自分は、当時は訳も分からず完全に左翼であった。ハーモニカホルダーにハーモニカを挟みギターを弾きながら「南の空がもえてるぜ~、大砲の弾が破裂してる。お前は殺しのできる歳。でも選挙権もまだ持たされちゃいない~・・・(「破滅の前夜」)」などと唄っていた。
 ところが今となっては、当時の社会科の教師の教えをまったく守らず、完全な愛国者に自分は「成り下がって」いるのである。きっと当時の社会科教師が今の自分の考えを知ったら嘆き悲しむだろう。

 もちろん羽生選手は、反日教師によって教育を受けた世代ではなかろう。自国の国旗にきちんと敬意を払えるような姿勢は誰から学んだというわけではなく、国際的に他国選手と切磋琢磨されて醸成された感覚なのであろう。
 そしておそらく・・・反日教師の行ってきた行為(例えば卒業式で国旗に拳をあげるたり国歌斉唱を拒否したりという行動)にて得られる教育効果より、羽生選手のこの映像をみせるだけのほうがはるかに若い世代に与える影響は強いものと思われるのである。

 今回彼のささいな言動は、たかだか二十歳のくらいの若造なのだがウルっときてしまい、これは国民栄誉賞ものだと考えてしまうのは自分だけではないと思う。