吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

小学校の「皆勤賞」に賛否両論 その2

2018年04月04日 05時43分29秒 | 日記
 学校で皆勤賞を設けることは悪いことではないし、自分はむしろ勧めたい。とれれば嬉しいものである。でも皆勤賞は「休みませんでした」ということの結果に付随するものであり、もらうことを目的として毎日の生活を送るものではないはずである。もちろん毎日の健康に留意するというモチベーション維持のため「自戒のための目標」という手段にするのは悪くはないが、最初からもらうことだけを「目的」にするというものではない。
 なんだか回りくどい表現になったが、生徒本人ではなく母親が皆勤賞に拘るような場合がある。

 うちのクリニックに下痢の児童がきた。下痢の子供は珍しくない。その子供が来た時は特にウイルス性感染性胃腸炎が流行している時期ではない。明らかな感染性とは言い難い。普通の腹下しのようである。全身状態はそれほど悪くはないが、もちろん軽い脱水もあり、まだ学校でも授業中に催す場合もあるので、
「お母さん今日1日休ませたらどうですか?」と提案したところ なんと・・・。