昨日の都からの情報であるが、港区で麻疹患者が発生した。
この患者はタイからの帰国者であり、都内のアクアシティ、水上バスを回って不特定多数の人と接触しているらしい。
麻疹の面倒くさいところは「空気感染」なのである。他に空気感染には結核がある。空気感染というのはインフルエンザなどの「飛沫感染」とは異なり、遠達性がある。つまり飛沫感染は湿気を含んだ飛沫が届く距離(せいぜい2~3m)以内が感染する距離である。
ところが空気感染とは、より小さな飛沫核が浮遊するためかなり遠くまで空気に乗って広がる恐れがある。もちろん飛沫核の量が少なければいくら吸い込んでも感染は起こさないが、それでも循環型空調に吸い込まれ隣室にいる人に感染したという報告もある。
空気感染は時に厄介であり、昔、米国へ修学旅行した中学生に発生したことがあり飛行機には乗れなくなり現地に缶詰めになった話もある。
今回の都内発生も広がらなければいいのだが。
この患者はタイからの帰国者であり、都内のアクアシティ、水上バスを回って不特定多数の人と接触しているらしい。
麻疹の面倒くさいところは「空気感染」なのである。他に空気感染には結核がある。空気感染というのはインフルエンザなどの「飛沫感染」とは異なり、遠達性がある。つまり飛沫感染は湿気を含んだ飛沫が届く距離(せいぜい2~3m)以内が感染する距離である。
ところが空気感染とは、より小さな飛沫核が浮遊するためかなり遠くまで空気に乗って広がる恐れがある。もちろん飛沫核の量が少なければいくら吸い込んでも感染は起こさないが、それでも循環型空調に吸い込まれ隣室にいる人に感染したという報告もある。
空気感染は時に厄介であり、昔、米国へ修学旅行した中学生に発生したことがあり飛行機には乗れなくなり現地に缶詰めになった話もある。
今回の都内発生も広がらなければいいのだが。