吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

医師会の帰り その4

2019年07月13日 06時17分20秒 | 日記
 しかし自分ならば、さんざん怒鳴ったとしたら「もういい、さあ帰るぞ」といって請求書は自分がもって自分が全部払うであろう。それはなかば自分のいたコミュニティでの習慣みたいなものであった。今回目の前のサラリーマンではそのような習慣はなく、まあ「割り勘程度」だろうとは思っていた。
 しかしである。あの執着気質の上司が言った。
「さあ、帰るぞ・・・今日はお前みたいな役立たずのために時間と労力をかけたんだ。お前が・・・全部払え!」と言い出したのである。
 その若いサラリーマンは「・・・はい」といって会計を済ませて、またテーブルに戻ってきた。なんだこの光景は、と唖然とした。
 この職場ではこれが当たり前なのかと驚いた。その後、いくら何でもと思ったかどうかは知らないが、その上司も少しお金を出していたが、それが雀の涙程度なのか、割り勘分なのか、半分なのか、全額なのかはしらないが、横でこの光景をみていた自分はとても気分が悪かった。人がおこられ、なじられ、怒鳴られ続けている光景が延々と横で展開しているのである。それを肴にして(せざるをえない)、自分は酒を飲んでいるのである。
 世の中いろいろ・・である。