国民の声をきちんと聞いてあげることが大事である・・という石破さんの原理・原則は重要である。そして全国を回っていろいろな人達の声を聴いてあげれば、必然的に人気が出るのも理解できる(本当に彼に人気があるのか自分はまだ疑わしいと思っているが)。
しかし政治の世界は原理・原則やきれいごとだけではおさまらないとは思う。日本全国を周れる時間があるのは、今まで入閣、大臣の打診をすべて断って、フリーな時間をため込んでいるからだろうともいえる。彼ほどの実力者なら大臣として辣腕をふるうのが与えられた使命だと思わないのか。穿った見方をすれば、彼は与えられた大臣や議員の仕事をしないで、「人気取り」に全国に出歩いていると言われてもしょうがない。しかも国会内であまり活動(議員間の勉強会や懇親も含め)もしなければ、議員内では人望がないであろう。
彼は昔、政権とった新進党に鞍替えしていた。その間、臥薪嘗胆の自民党員にしてみれば「その時々の顔色のいい所にカメレオンのようにすり寄っていく」ととられてもしょうがないだろう。
そんな過去があれば、党内では人気が出ないのも頷ける。だから彼の言う「国民の声を聴くのが政治家の務め」という真理があまり響いてこないのである。
しかし政治の世界は原理・原則やきれいごとだけではおさまらないとは思う。日本全国を周れる時間があるのは、今まで入閣、大臣の打診をすべて断って、フリーな時間をため込んでいるからだろうともいえる。彼ほどの実力者なら大臣として辣腕をふるうのが与えられた使命だと思わないのか。穿った見方をすれば、彼は与えられた大臣や議員の仕事をしないで、「人気取り」に全国に出歩いていると言われてもしょうがない。しかも国会内であまり活動(議員間の勉強会や懇親も含め)もしなければ、議員内では人望がないであろう。
彼は昔、政権とった新進党に鞍替えしていた。その間、臥薪嘗胆の自民党員にしてみれば「その時々の顔色のいい所にカメレオンのようにすり寄っていく」ととられてもしょうがないだろう。
そんな過去があれば、党内では人気が出ないのも頷ける。だから彼の言う「国民の声を聴くのが政治家の務め」という真理があまり響いてこないのである。