吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

感染者叩きはいけない?

2020年09月10日 05時48分46秒 | 日記
 感染者に対して、感染者自身そして感染者の属する組織の代表者がよくTVなどで謝罪する場面をみる。確かにネット上に多いのであるが「感染者叩き」がよくみられる。でも感染者を総じて叩くのは賛成しない。中には医療従事者もいるし、そうでなくてもきちんと毎日感染対策して気を使っている人も多いのである。これら個人的に十分感染防御をしていても「不幸にも」感染してしまった人はしょうがない。これら人達を一緒くたにしたら可哀そうである。
 叩くのは間違いとは思わないが叩くべき人をきちんと見据えて叩くべきである。意識的に三密を守らない人、感染防御のルールやマナーに無頓着な人、自治体の要望をあえて守らない人、これらなどにて感染が判明したのであれば感染者叩きがなされてもやむを得ないと思うのである。
 コロナに感染したタレントの山口もえが謝罪していた。何か謝罪すべき「感染防御ルール」違反でもしたのであれば謝罪もよい。しかし同じタレントの石田純一は三密を無視してゴルフ後の三密飲み会にて感染した。「これも自分の仕事です」と言っていたが、飲み会が仕事なのか? でもそれならば仕事を自粛しているホスト業の人もいるわけである。彼だけが特別OKとはならない。