■ エアロゾルや飛沫といった概念は便宜上のもの
コロナウィルスでは、多くが「エアロゾル」によって感染すると考えられています。エアロゾルとは、5μm未満と飛沫より小さく、会話や呼吸においてすら出ているものです。重力で沈降しながらも空気中をしばらく漂い、風下など離れた人にも感染させることがあります。よって、今回のコロナ対策においては、エアロゾル感染対策としての換気やソーシャルディスタンスなどが追加されました。
ここで大切なことは、インフルエンザは飛沫感染で、コロナはエアロゾル感染といった単純な整理をしないこと。どちらも程度の問題であって、インフルエンザだってエアロゾル感染しますし、コロナだって飛沫感染をします。感染者から発生する呼吸器分泌液を含む粒子には、0.1〜1000μmにわたる多様な大きさがあり、エアロゾルや飛沫といった概念は便宜上のものにすぎません。いずれも、多寡はあれどウイルスが含まれています。
コロナウィルスでは、多くが「エアロゾル」によって感染すると考えられています。エアロゾルとは、5μm未満と飛沫より小さく、会話や呼吸においてすら出ているものです。重力で沈降しながらも空気中をしばらく漂い、風下など離れた人にも感染させることがあります。よって、今回のコロナ対策においては、エアロゾル感染対策としての換気やソーシャルディスタンスなどが追加されました。
ここで大切なことは、インフルエンザは飛沫感染で、コロナはエアロゾル感染といった単純な整理をしないこと。どちらも程度の問題であって、インフルエンザだってエアロゾル感染しますし、コロナだって飛沫感染をします。感染者から発生する呼吸器分泌液を含む粒子には、0.1〜1000μmにわたる多様な大きさがあり、エアロゾルや飛沫といった概念は便宜上のものにすぎません。いずれも、多寡はあれどウイルスが含まれています。