吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

部室の続きその2

2010年10月13日 06時29分45秒 | インポート

 その25年ぶりの再会の会場には、自分が一番早く到着した。居酒屋の二階の広間で待っていたら、柔道部の同級生の一人が次にやってきた。「お~久しぶりだな、病気しなかったか? 元気でやっているのか?」という声を期待したが、ぜんぜん違った。「なんだ、竜介、お前が一番早く着いたのか。いや~まいったね、今度の保険点数の改正は。ありゃ~改正ではなく改悪だ・・・」と現状の保険医療行政を嘆く会話から始まったのである。25年振りの会話である。そのうち三々五々同級生が集まってきた。まあ一通り、「今、お前は何してるんだ? どこにいるんだ」くらいは挨拶程度に聞くことは聞かれた。しかし話題の中心は保険医療行政やら、政治の話やら、医学、医療の話がいきなりガンガン始まるのである。ノスタルジーも何もない。


部室の続きその1

2010年10月12日 06時52分43秒 | インポート

 数年前から同級会に参加している。同級会といってもオフィシャルなものではなく局地的に近場の者が7~8名よりあって行う飲み会である。学生時代、自分は柔道部であり柔道部の同級生は自分を含め4人いたが、全員この会に皆勤である。自分がこの「局地的同級会」に最初に呼ばれたのは、すでに何回か開催されたあとだった。柔道部の同級生とも25年ぶりくらいの再会であった。たぶん久しぶりの再開なので、まずは自分の近況報告とか、卒業から今までの経緯などを聞かれたりするのかと思った。25年といえば四半世紀である。よく考えればこれだけの時の流れの空白は大きいものがあり、これを埋めるには随分、時間と会話が必要かと思った。


雨が続きそうです

2010年10月09日 07時12分43秒 | インポート

 昭和39年の東京オリンピックの開会式は確か10月10日が過去のデータで一番雨が降りにくい秋晴れの日だというので、この日に決まったらしいです。それからこの日が体育の日になったのでしたよね。しかし今年の連休はどうやら雨が多いようです。また今年の猛暑から一転して急に寒くなりました。この気候の変化では体調調節が難しく風邪をひく人が多いです。くれぐれも嗽をして水分を十分おとりください。またインフルエンザワクチンも接種くださるとよいでしょう。今年は一律どこの医療機関でもほぼ¥3600ですので。


インフルエンザワクチン接種料金

2010年10月08日 06時56分06秒 | インポート

今月からインフルエンザ・ワクチンの接種が開始されています。昨年は季節性と新型ワクチンを別々に打っていましたが、今年は3価ワクチン(A型、B型、新型)なので1種類で済みます。高齢者や幼児・学童では区から補助がおり、額は異なりますが窓口での自費負担額が安くなります。ただし補助なし方は一律¥3600です。これは他区在住の方も23区以外の高齢者の方でも一緒です。今年は国とインフルエンザ接種契約を結んだ医療機関では、すべてこのパターンでの料金設定です。昨年までは医療機関によっては1回¥2500~¥5000とさまざまでしたが今年は統一で¥3600ということになります。


ああ勘違い その5

2010年10月07日 06時29分45秒 | インポート

 自分が当直で不在の夜に、深夜になっていきなり家のドアをドンドンドンと叩き、チャイムをピンポンピンポン鳴らされたと言う。ドアの外から「おい! 早く開けろ!」と怒鳴り声が聞こえるというのだ。確かに深夜のこのような有機物体は、怪奇的な幽霊よりもはるかに物理的恐怖をおぼえる。幽霊のほうが危害を加えないのでまだましである。嫁が恐る恐るドアフォンで確認すると階上の住居のご主人だったようだ。どうやら深夜に帰宅してエレベータのボタンを押し間違えて降りたらしい。ほぼレイアウトの似たような廊下なので自分の家の玄関と間違えたのである。酒に酔っていたとはいえ、このご主人相当バツが悪かったであろう。でも酔っていてあまり記憶になければバツが悪いも何もあったものではないが・・・。


ああ勘違い その4

2010年10月06日 06時42分12秒 | インポート

 それにしても電話を取り次いでもらい、相手にたどり着いてようやく自分の間違い電話に気がついたという今回の失態は、通常では起こりえない。他人の家を知り合いの家と間違えて訪問し、玄関で奥から「どうぞ」と言う声がかかったので上がりこみ、リビングに行ってみたら全然知らない人だったという感じである。相当これはバツが悪い。バツが悪いといえば、昔こんなことがあった。嫁から聞いた話である。当時我々はあるマンションに住んでいた。その夜、自分は大学病院の当直で家には不在であった。嫁が寝入っていると・・・・。


開業3年

2010年10月05日 06時54分47秒 | インポート

 昨日の10月4日で、開業3年になります。医療と世の中の景気は無関係だろうと思われがちですが、決してそんなことはありません。この3年で痛感したのは景気と医療は連動しているということです。やはり世間同様2月と8月のいわゆるニッパチは患者数が少ないですし、また保険料をきちんと納付されていない患者さんでは、受診後保険組合からレセプトの問い合わせがくる場合も少なくありません。まあとにかくここまで何とか潰れずにやってこれたのは、来院される患者さんに支えられたお陰といっても過言ではありません。まだまだ経営状態は安定しているとはいえませんし余裕もない状態です。「石の上にも3年」といいますが、この業界、5年は続かないと軌道に乗ったといえないようです。今後ともよろしくお願いいたします。


ああ勘違い その3

2010年10月04日 08時35分08秒 | インポート

 しかしながら、普通は病院に電話すると「はい、○○病院です」と最初に名乗るだろう。そうすれば自分も「あっ、間違えました」で話は終わるはずである。ところが電話受付嬢が、私の「Kさんでしょうか?」という言葉に気を利かせ?、すぐ「職員のKさん」に取り次いだのが誤りのはじまりだったのである。病院であれば通常セキュリティの関係から相手の素性を必ず確認する。確認されれば間違い電話であることがすぐに判明するのでこのようなことはない。そして次に別の男性を経由したが、この時もこちらにしゃべる隙を与えずに電話が転送されたので、両者とも間違いに気が付かず「Kさん」にまで回線がつながってしまったのである。とにかく医療機関はセキュリティに気をつけたほうがいい・・・。でも、というか最初に間違い電話をした自分が一番悪いのである。本当にすいません(笑)。


ああ勘違い その2

2010年10月02日 06時43分37秒 | インポート

 しばらく聞きたくもない保留音楽を聴かされたあと、別の男性が応答した。「あ~もしもし、お待たせしました」 私:「あ 吉田です。お父様に関して何かご相談があるということでお電話しました」 すると相手:「は? 相談? 何の? どちらの吉田さん?」 私:「吉田クリニックです。Kさんのお父上の件で・・」 相手:「Kは私ですが父はお宅には通院していませんが」  私:「えっ Kさんのお宅に電話していますが・・」 相手:「それはK違いですね。ここは○○病院ですよ」と・・・。どうやら私は区内の某病院に間違い電話をしたらしい(赤面)。それにしても電話受付嬢から病院職員のKさんに取り次ぐまで延々と誰も間違い電話に気がつかず話が進んでいったのには驚きである。


ああ勘違い その1

2010年10月01日 06時59分54秒 | インポート

 先日私は、ある高齢の患者さんの件で、その患者さんの息子さんであるKさんという方のお宅に電話をした。以前、息子さんから「父親のことで相談がある」というので電話をしたのだ。相手が出たので、「Kさんですか?」と聞いたら、若い女性の声で「・・あ 少々お待ち下さい」と遮られて保留の音楽が流れ待つことしばし・・。(「う~ん、随分待たせるなぁ。Kさんのお宅は会社か事業所なのだろうか?」と思いつつ) そのうち中年男性の声がした。「もしもし、あれ? おかしいな。あっ、切り替えますのでそのままお待ちください」と・・。そしてまた保留の音楽が流れて待たされた。 しかしなんなんだこの家は? 随分奇妙な家族構成と複雑な内線を持っているのだろうか? ここまで私は「Kさんですか?」という問いかけ以外、まったく何も喋っていない。