吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

都議会選挙 その3

2017年07月12日 06時10分04秒 | 日記
 今回、某区議の応援演説に安倍首相が秋葉原駅前に登場した。演説の最中に、群衆の中に反安倍グループが来ており、派手な横断幕や幟をたてて陣取っていた。そして首相の演説の最中に「カエレ」コールを連呼し演説を妨害していた。
 あきらかにこれは演説の妨害行為と感じた。そして首相は「こんな人たちに負けるわけにはいきません」と演説で強調した。

 しかしその後のことである。官房長官へのマスコミ質問で、「首相の『こんな人達』という言葉は有権者の意見を潰そうとしたり、有権者の権利を無視したりしてるんじゃないか?」という質問がかなりしつこくなされたのである。

 不思議である。この団体の演説妨害行為が有権者の権利なのかと思ってしまった。またメディアのこじつけ質問なのかと感じた。どうみてもこれら団体は自然発生的に駅前に集まった集団ではなく、最初から妨害を目的に組織されたグループが騒いでいると感じたのである。

都議会選挙 その2

2017年07月11日 06時36分38秒 | 日記
 前回、都知事選挙の時に小池さんを応援した自民都連(区議含め)の議員はすべて党幹部から斬首刑に処された(自民党クビ)。同じ自民党から小池、増田候補が立ったものだから、これはどちらにつくかは難しい所。でも小池さんについた議員は断罪されたのである。

 さて今回、なななんと、公明党の都連が自民党ではなく、小池側に乗り換えた。これについてはほとんどメディアに取り上げられていない。
 都知事選挙の時の自民党の前例もあるので、公明党の大元締め(このような組織があるのかないのか知らないが)はどのような決断をしたのであろうか?
 国政では自民に寄り添い、都政では反自民に鞍替えしているのである。国政と都政は違うと言っても、自民党では党員の裏切りに対して首切りで対応したのである。

 公明党ではこの「捻じれ現象」についてどう対応したのか? 公明党都連が公明党の中央の意に反して「脱藩」したのであれば、今後脱藩藩士の断罪処分が行われるであろう。
 しかしこのまま何もないのであれば「え? 公明党って選挙に勝てそうな所にその都度乗り換えるの? それってあり?」と思われかねない。

 「寄らば大樹の陰」の本音はわかる。でもなんだか公明党といっても公明党都連は公明党本部とは無関係に動ける組織なんだと解釈せざるをえない。メディアは安倍叩き、自民叩きのスキャンダル報道に忙しく、こちらの「捻じれ公明党」のことはほとんど触れていない。どうなっているのか知りたい?

都議会選挙 その1

2017年07月10日 05時54分41秒 | 日記
 この前、都議会選挙が終わった。予想はしていたが都ファーストの圧勝。でもここまで来るとは思わなかった。
 確かに自民党都連のブラックボックス問題で今回は自民党が勝つのは難しいと思っていたが、それにしてもひどかったのはマスメディアの自民党ネガティブキャンペーン。

 自分は別に自民党派というわけでもないが、かなり自民党の票を落とさせるような報道が沢山された。加計問題、籠池問題、防衛大臣の問題発言、豊田議員暴言暴行事件・・・数々の自民党スキャンダルが報道された。
 でもこれは国政のほうでしょう? 今回、都議選前にこの問題を散々報道しているのは自民党のイメージダウンを狙ってのものかと感じました。
 いつものマスメディアの思想誘導でしょう。選挙は都議選。国政でのスキャンダルとは無関係のはずなのに、自民を大敗に導くような報道は不公平かと感じました。
 しかも都民も「その手」に乗ってしまったというのもちょっと情けない。政策で判断したんですか?と聞きたくなります。

プロ意識 その2

2017年07月08日 05時44分02秒 | 日記
 将棋とプロレスでは対比にならないかもしれないが、この2人の共通点は最初から自分が主役で、自分が勝つつもりでいることである。
 負けることは最初から頭にはない。勝つことが当たり前と信じている。初めから「いい勝負」が作れるかという考えはプロ意識である。勝ち負けだけの世界ならアマチュアである。なるほど、ただ強いだけではプロは務まらないのである。

 音楽でもそうであろう。ただ唄や演奏が上手いだけではだめで、いかに観客を楽しませることができるかどうかであろう。ただ自分の技術の優先性、卓越性を見せるだけでは、最初は「ほ~、うまいなぁ~」と感心させることはできるが、それは一瞬のものでありすぐに飽きられる。
 いかに最後まで観客を惹きつけておけるかがプロであるかの所以であろう。
 そして一流のプロの条件は最後まで観客を惹きつけるだけでなく、帰路に就いた観客に「ああまた観にこよう」と思わせられるかなのである。今回この羽生三冠の「羽生にらみ」の真意を知ってプロ意識を感じたのである。

プロ意識 その1

2017年07月07日 06時07分09秒 | 日記
 将棋の藤井4段の30連勝が阻まれたと報道された。この藤井4段は対局中に相手の表情をチラ見するそうで、これを「藤井にらみ」と称されているようだ。

 羽生三冠も時に相手が打った手によっては、相手の顔を覗き込むことがありこれは「羽生にらみ」と言われている。このにらみの真意を羽生三冠は下記のように答えている。 
「相手がミスした手を打ったときに『あぁ、こんな手を打たれたんじゃ、いい対局が台無しだ(なんてことするの)』という落胆の気持ち」を表わしているというのだ。

 通常相手がミスしたらこちらに有利になるので「しめた」とにんまりするのは素人らしい。
 やはりプロ棋士となると、白熱した対局を作れるかどうかを念頭に置いているらしい。
 
この話を聞いて、アントニオ猪木氏の全盛期の言葉を思い出した。
「相手の8の力を10出させて、そこで自分が12の力をもって相手をねじ伏せる」と言っていた。
 かれは「語録」をもっている。言葉でもプロレスをしていたのである。

バニラエア障害者搭乗事件 その6

2017年07月06日 06時08分58秒 | 日記
 障害者に便宜をはかることは必要であるが、障害者の過度なまでに、しかもそれがなにか大げさでわざとらしい演技を彷彿とさせるようなクレームだとしたなら、なんだかクレーマー?と感じてしまうのはしょうがない。でも今の世の中、障害者の主張に便宜をはからないと「けしからん」ということになるが、はたしてLCCに対してもそこまで障害者の優先性を要求してもいいのだろうかと疑問にも思う。
 大手飛行会社ならそんなクレームもよかろう。別に今回LCC側も「対応しない」と言っているのではなく「事前に連絡ください」と言っているのである。

 もっとももしLCC側の事前に連絡というのが「障害者の振るい落とし」だとするならこれは許されることではない。事前の連絡は前もってそれに対応するための準備のためということでなくてはならない。

 ただしやはりLCCなのである。その人件費、対応機材購入、それに伴う諸経費の上乗せは旅客全体への運賃に反映することも、世論として「当たり前である感覚」にまで熟成させる必要がある。障害者へきちんとした対応し、かつ運賃を安く抑えたままで・・・という両立は難しいだろう。
 なんだか、TV報道もネットニュースでも、それぞれ報道内容が異なる。何が本当で何が不確かなのか訳が分からなくなってきた。

バニラエア障害者搭乗事件 その5

2017年07月05日 05時47分59秒 | 日記
「わざわざ障害者が事前に連絡しないと乗れないようなシステムは改善すべき。それこそいつ行っても障害者に優しい受け入れをルーチンに準備しておくべき」というのであるなら、確かにそれは真理でありバリアフリーの世の中で重要なことである。
 しかしそれをLCCに求めるのは如何か。LCCは料金を徹底的に安くするためあらゆるコストを削減している。一番の優先は飛行機の安全飛行ができるための安全管理であり、それにコストをかけることは言うまでもない。極端な話それ以外のサービスは期待しない・・・というのがLCCの成り立ちだと思っていた。

 残念だが、現在の世の中「障害者に優しくする」といっても、その部分を強化するにはコストはかなりなものになる。これが運賃に跳ね返るのであるとしたらLCCの本来の目的である、「不便でサービスは悪いが、でも運賃が安くなる」ことを必要としている顧客への業務提供が行えないことになる。
 最初からLCCは、運賃を低価格にするため機体安全管理以外にコストをかけていないということを理解しなければいけない。

 しかし安全管理と同じ優先順位で「障害者のバリアフリー」をコストに組み込むのであるとしたら、同業のLCCもすべて横並びで導入し、かつ世の中では「障害者搭乗のためのコストで運賃値上げ」することを温かく容認し、値上げに対して一切の文句を言わないような形にすべきであろう。

バニラエア障害者搭乗事件 その4

2017年07月04日 06時16分46秒 | 日記
 なお、当日に飛行機に乗った人によると他にも車椅子の人は何人かいて、問題なくスムーズに乗っていたとのこと。トラブルを起こしたのは木島英登氏だけだったのだ。http://netgeek.biz/archives/98677 より引用

 以上はネット引用の情報であり、どこまで真偽のほどはさだかではない。障害者の方を疑いたくはないし、事実であるなら障害者の方に大変失礼に当たる。しかしどうも変なのは確かにタラップを障害者に「這い上がりなさい」と指示するような空港スタッフはいないはずであると思われる。たぶん現場では「危険ですので這い上がるのはおやめください」というだろう。他の車いすの方はスムースな方法で搭乗したとのことであるが、おそらく事前に予約していた補助ストレッチャーなどが用いられたのかもしれない。事前に「障害者である旨、連絡しておけば」問題なく搭乗できたのであるが、どうも彼はここで最初からタラップをはいあがることを目的として事前に航空会社に連絡をいれなかったとも思われる。
 しかし「他の車いすの乗客はスムースに搭乗できたのに」ということも事実かどうか確認されていないのでなんとも判断が難しい。

 彼の肩書は「バリアフリー研究所所長」だそうである。もし現場で強く抗議して問題を自ら起こし、それを自分の主張(クレーム)で解決させたというのであるなら、まさにマッチポンプ。しかしその反対に、「バニラエアは(障害者であることを)事前連絡されたなら確実に搭乗を拒否している」ということがもし事実ならば、これも問題があるであろう。どちらが正当なのかは分からなくなってきた。

バニラエア障害者搭乗事件 その3

2017年07月03日 06時23分39秒 | 日記
(以下再度ネット引用のまま)
 木島英登氏は過去にもJALで同じトラブルを起こしたことがある。事前に連絡が必要なのにあえて無視し、いちゃもんをつけまくった挙句、裁判をちらつかせてJALを謝罪させた。
 そしてこのような戦歴を勲章に、現在は5万円、10万円、20万円で講演会を受けて金儲けしている。わざと炎上騒ぎを起こして被害者面することで差別をなくすために正義のために戦った英雄だと演出しているのだ。

 今回メディアに自ら売り込み、顔出しで取材に応じたのも金儲けに直結させる意図があったに違いない。普通の車椅子生活の人はまず講演活動で飯を食っていこうとしないし、高額なギャラを要求したりもしない。

 朝日新聞が木島英登氏の言葉を鵜呑みにして報じたのとは対照的にきちんと事実関係を把握しようと努めていることが分かる。そもそも冷静に考えれば航空会社が車椅子の客にタラップを這い上がらせるなどさせるはずがない。取材の過程で木島英登氏の証言がおかしいと疑ってかかるべきだった。
(ネットの文面のまま引用)
http://netgeek.biz/archives/98677 


バニラエア障害者搭乗事件 その2

2017年07月01日 05時51分37秒 | 日記
(以下ネット引用の続き)
 木島英登氏は堂々と顔を出し、騒動の顛末を説明したうえで障害者への理解がないとバニラ・エアを批判。障害者差別禁止法に基づく意義申し立て、鹿児島県と大阪府に電話、国土交通省、新聞社、テレビ局に報告とここぞとばかりに暴れまくった。
 しかしながら、よくよく調べるとおかしいのは木島英登氏のほうということが分かる。
 まず、バニラ・エアの公式HPによると、車椅子利用者は事前連絡が必要と書いてある。アシストストレッチャーを用意してくれるとのこと。
 バニラ・エアを利用すると決めたにもかかわらずそのルールに従わず、自分の中のルールを優先した。事前連絡が必要と知っていたのに故意に無視し、大騒ぎしたのだ。
(ネット引用文はここまで)
 
 事前連絡を一言しておけば混乱は回避できると自身も知っていたはずであろう。ところが他のネットニュースでは「バニラエアは障害者から事前に連絡があると搭乗を拒否している」という話もある。ということは最初から搭乗を拒否されるので一点突破で連絡せずに飛び込んでいったのかもしれない。でも最初からトラブルを起こして報道してもらうことが目的であることには変わりない。この人はクレーマーなのかもしれないが、障害者への門戸を開くための行為ともとれないことはない。