
カルガモはともかくマガモをこんな近くでは初めてです
何を書いても虚しい気がするのですが、なんの被害も受けなかった私が落ち込んでいても仕方が無いのであえて書きます。
ひとつの疑問があります。
それは農産物の放射能汚染についてです。
野菜や牛乳から〇〇シーベルトの放射能量が検出されたので出荷停止をするとか、既に出荷されたものが返却や処分の対象になります。同時に風評などもあって、そうした地域からきた農産物すべてが消費者から退けられます。
それを非難しようとは思いません。
疑問はここからです。
そうした発表の後、必ず、「それらを一年間毎日摂取し続けたからといって、人体には全く影響はありません」などというコメントが入ります。
それならなぜ公表し、周辺農家に大打撃を与えるのでしょうか。
たぶん、一定以上の数値が出た場合のそうした法律があるのでしょう。
数値が出ているのに公表しないのも気味が悪いのでそれは致し方無いでしょう。
しかし、「一年間毎日摂取し続けても何の害もない」ものを出荷制限するのはどんなものでしょう。
それを明記した出荷はできないものでしょうか。
「これは〇〇シーベルトを検出しましたが、一年間毎日食用しても人体になんの被害もありません」という明記をしてです。
スーパーの片隅にでもそんなコーナーが出来ないものでしょうか。
私はそれらを買います。
別に英雄主義的にいっているのではありません。
残り少ない人生ですし、それで生産者が一息付けるならいいと思うのです。
ましてやそれが、一年間摂取しても無害ならばです。
実は先日、生若布を求めました。いろいろな産地のものがありましたが、躊躇なく岩手の三陸産のものを選びました。
震災前の出荷かもしれません。価格も一番高かったのです。
しかし、それを手にしました。
肉厚で美味しかったですよ。
半分はワケギと一緒にヌタにしました。美味しくいただきました。
あとの半分は翌日、きゅうりとともに酢のものにしました。
これも美味でした。
あえて言います。
各スーパーは少なくとも被災地コーナーを設けるべきでしょう。
半端な募金より、はるかにその地の生産者を勇気づけるのではないでしょうか。