7月の下旬になろうという頃、10日間のヨーロッパ旅行(ベルリン・ライプチヒ・ワルシャワ)から帰ってきたら、酷暑日を含めた連日の猛暑日。昼は食欲がわかぬまま連日の麺・麺・麺・・・・。しかもすべて冷たい麺。
ただしそこにも私なりのルールがある。まず、それを記しておこう。
1)麺はすべて乾麺を湯がく。いま在庫の麺は、うどん、蕎麦、冷や麦、中華麺、それに細身のパスタである。夏の定番、素麺がないのは、どちらかというと豪快に啜り上げるひやむぎ派だからだ。
2)出汁はその都度作る。やや濃い目にして、氷をぶち込むか、鍋ごと冷凍室で冷ます。うどんと蕎麦は似ているが、みりんなどで蕎麦の方にややコクをつける。中華麺は、オイスターソース、豆板醤、ごま油などでそれらしくする。
3)具の基本は前日の夕餉の残り物に在庫のもの、それに薬味などだ。その内容によって、麺の種類も変わる。
以下はそれらによって作ったものだが、何でどう作ったか自分でもおぼえていないものもある。
冷や麦だがトマトを添えた。左上はわさび漬け。麺を啜り上げたあと、ちょっと口に運ぶとけっこううまい。
豚肉が余ったので、他の具材を足して冷たいラーメン(冷やし中華ではない)。
野菜多めの冷たいラーメン。赤いのは昔懐かしの赤ウィンナー。
天ぷらの残りを中心にした冷たい天ぷらうどん。豆腐が入っているのは、賞味期限が迫っていたから。
豚肉のソティのあまりを使った冷たいラーメン。
これも豚肉の余りを使ったラーメンだが、豚を辛口のチリペパーで炒めてあったので、スープ全体を辛くした冷やしラーメン。
大根、人参、ごぼう、鶏もも肉の味噌込みのあまりを用い、味噌のスープを足して冷たい味噌ラーメンに。
これも昨夕餉の残り物を使った冷たいラーメン。切り海苔を多用。
黒いのは、ワカメと海苔。ボロニアソーセージを添えた冷たいラーメン。
冷たい天ぷらそば。青いのはネギの青い部分。
鶏肉と小松菜とワカメの冷たい蕎麦。