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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

奥美濃、林間のガーディニングに遊ぶ。

2012-06-05 00:49:25 | 写真集
 例によって取材の尻尾にくっついて、長良川の支流、板取川沿いの林間を走る道沿いにある「Le Cours せきや」というカフェにゆき、それに付随するガーディニングを見てきました。
 一見、野趣を殺さない無造作な作りに見えますが、その実よく計算され、隅々にまで神経が行き渡っていることに気付かされます。たまたま雨上がりの新緑ということで、しっとりとした風情がいっそう落ち着いた質量感をもって迫っていました。
 もっとじっくり見ていたかったのですが、ここのところの不安定な気候か、またまた一天俄にかき曇りといった状況もあり、取材クルーの次の予定もあって、慌ててそこを辞しました。
 どうやらその一帯には、そのあと雹が降ったようです。
 また別の季節に訪れてもいい場所ですね。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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水無月の幕開けに ご近所パトロール

2012-06-02 18:44:29 | 写真とおしゃべり
 六月の声を聞いた途端、夏模様になってきました。
 しかし、慌ててはいけません。その前に梅雨が控えているはずです。

       

 


 月のはじめ、郵便局と買い物に出かけました。徒歩です。
 水が張られ、田均しが終わった田んぼには、いつでも田植えができるようにもう苗が置かれていました。

 

 鬼灯(ほうずき)の畑を通りかかると、おやおや、もう根本に近いところでは涼し気な実がなっています。こんなに急いでお盆の頃は終わっているのではなどという心配はご無用です。
 上の方ではまだ花をつけていていますし、その中間は小指の先ほどもない実で、まだまだこれからといったところなのです。

       

 鎮守のお社の前を通りかかると、一人の老人がペンキ塗りの作業をしています。どう見ても私より年配なのですが、矍鑠(かくしゃく)として作業を進めています。
 「こんにちは。きれいになりますね」
 と、声をかけると、手を休めて笑顔で挨拶を返してくれました。
 「だんだんサビが出てくるもんで・・・」
 「写真を撮らせてもらっていいですか」
 「ああ、どうぞ」
 でとれたのがここに載せた写真です。鮮やかできれいでしょう。

       

 ぶらぶら道草しながらですね。
 ドクダミの花です。可愛い花ですよね。
 なんでこんな植物に「毒溜」なんて名前をつけたのでしょうか。
 天ぷらにすれば食用になるし、それどころか生薬の材料なのにです。
 おそらくその匂いから来るのでしょうね。
 私なんかは決して嫌な匂いとは思いません。

       

 ついで見つけたのは芥子(けし)だと思うのですが、ひなげしなどと違ってその花弁の多いこと。
 ここはしばしば通るのですが、こんな花が植わっているとは知りませんでした。

 郵便局で所用を済ませた帰りに川沿いを歩いていたら、三人組の中坊が釣りをはじめるところでした。どうもこの三人組、しばらく前に別の川で合っていて、そのときも釣りをしていたのですが、同じ連中かどうかは特定できません。
 でもこうして中坊が歳相応に自然を相手に遊んでいるのを見るとなんだかほっとします。
 昔はともかく、最近、こうして野良で遊んでいる子供を見かけることはほとんどないですものね。

 この日に再オープンしたアウトレットの店によりました。
 衣料品が主体ですが、今のところ必要な物はありません。
 買ったのは、畳表がついたスリッパ(98円)、水撒きに庭に出るときに履くつっかけ(198円)。なんという慎ましやかな買い物でしょう。
 この分ではなかなかデフレを脱出できそうにありませんね。

 

 帰途、水が張られた田んぼの表面に、アオミドロの仲間でしょうか、小さな水生植物が織りなすアラベスク模様を見つけました。
 家に帰ったら、先般紹介したお兄ちゃんが田植えをし始めていました。
 手前のほうがもう植わっているのがお分かりでしょうか。

       

 気になることがひとつあります。
 少し前にも書いたのですが、今年はこの辺りでツバメを見かけないのです。
 でも、田んぼに水が張られたらと密かに期待していました。
 しかし、それから数日、やはり現れません。
 なんだか不気味です。
 

コメント (7)
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