牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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高濃度アルコール。飲めるけど飲まないので酒税は免税?だけど混乱しそうですね。

2020-05-01 19:17:44 | 附属酒類経済研究所
                          

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これまで何度何度何度何度も色々な角度から話題にしている、高濃度の飲用アルコールを消毒用に使うという話。


厚労省や国税庁の素早い!規制緩和で酒造メーカーが供給できるようになり、先週くらいからどんどん出回り始めました。

そんな中、当然出てきたのが、「これ高くない?」「酒税が結構かかってるから」という話。





「飲むためではないのに、なぜ?」という意見が多く出ていましたが、個人的には「さすがにここは簡単には緩和できないのでは」と思っていました。


ところが、です。
今日(5月1日)になって、国税庁が、ラベルに「飲用不可」と表示するなどの条件を満たせば酒税は課さないという旨の発表をしたんです。





電光石火というか、今日の発表で、有効なのも今日から
素早い対応、さすがです。

ただ、ウチにもお昼に入荷したのですが、これには酒税がしっかりかかっています
明日以降のはかからないとすると、どんな値付けになるのか???と思ってメーカーさんに聞いてもらうと、ラベル要件をはじめ、それなりに面倒で、「ハイハイ、明日から」というわけには行かないようです。

この間もどんどん出荷は進むでしょうし、これからしばらくは混乱しそうです。

酒税の場合、最後に支払う人(消費者)が負担しているので、後から払い戻すとかの方が簡単そうなのですが、素人考えでしょうか。
例えば本当に必要としている医療機関等に限って免税とかすれば、市場の力でそちらに回るし、手続きも簡単そうだし。

官僚の方々には、良い方法を考えて欲しいものです。




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