きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

43歳の男

2007-12-22 | 前の会社
社長が昼休みブツブツ語りだしたのは、このような話だった。
社長の友達で43歳の男がいて、その人は離婚して子供がいるらしい。
そして、彼が近々再婚したい相手が現れたのだそうだ。

「それが相手が26なんだよ。で、女の親はあまり賛成してないらしい。」

それでも、その43歳の男は26の女が可愛くて可愛くてたまらないそうなのだ。

「へぇ。26歳の女の人はどう思っているんですか?」
「そいつも結婚したくてしたくてたまらないらしい。」
「はぁ、でも、年が離れてるってコトは介護もその分早まると思いますけどね。」
「26の女がそんなことまで考えるか。43で金はほどほどにある、若い男のように口うるさい事は言わない、自由に遊ばせてくれる、ちょっと男慣れした女にはいいんだ。さんざ女と遊び歩いて最後にそんな若い女と結婚だなんて犯罪だよな。」
「でも、今まで1人で子育てされてたんですか?」
「子供は元妻が育ててる。養育費を払ってるだけだ。」
「え?何だか可哀想。」
「誰が?」
「元奥さんですよ。」
「ちゃんと養育費は払っているから問題ないだろう。」
「え?だって、ウワキで離婚したんですよね・・?」
「そうじゃないらしい。遊び歩いたのは離婚してからだよ。」
「う~ん、それじゃ今まで遊ばれた女の人とか・・それはお互い様か。」
「そうだろう。まったく犯罪だって言ってるんだ。」

ここで社長は【犯罪だ】と言いながらも、それは妬みorやっかみから来るものであって、正義感からくるものではないと分かった辺りで、私は興味はゲンメツに変わって行った。。。
【養育費を払っているから問題ないだろう】と言うのは男の共通理論なのだろうか。

うちは二人で外食や旅行も何年もしていない。(じいさんが金を出すなら時々外で食事をする)
交際費も使ってない。友達に会うために電車に乗るのは年に1~2度だ。
昔の友達は自然と縁が切れた。
服も毎年のように買ってないし、靴下もパンツも穴があくまで履いている。

この暮らしぶりに【養育費さえ払えばいい】と言われると、悲しくなる。
決められたものだけ払いさえすれば、男はあちこちの女と遊び歩いたあげくに、17も若い女と結婚すれば済むのか。
(実際に【養育費さえ払えばいい】と言ったのは43歳の男ではなく社長なのだが)

やれやれ。
まぁ、いいさ。黙っておれ。
そんな男はバチが当たればいい。
5年10年するうちに、奥さんに若いイイ男が現れて、逃げられてしまえばいい。

会った事もない43歳の男に、いみじくも不幸を願ってしまうワタシだった。。。
何かしっくり来ない。