きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

行くか戻るか

2010-09-27 | 友人
朝ドライブから帰ってきても10時でお日様もよく出ている。
kekeの布団を干してから、そう言えばクローゼットの服がいつだか、全部カビたのを思いだして、服を全部日光に当てることにした。

すると、電話が鳴った。
G子からである。

元旦那に金を持ち逃げされたと言う。
「ここには安心して住めないから、今からM君と住む所を探す」と言う。
「sakeちゃん、どうしても相談したい事があるの」と言うので、いいよ、と言った。

M君と待ち合わせしてるから30分だけなんだ、と言って、T男との関係で悩んでいると言う。
自分がイヤだと言うのに一方的に迫って来るんだ、と言う。

「着信拒否とかできないの?」
「他の電話もとれなくなっちゃう。」
「その男のだけ着拒ってできないの?」
「できるよ」とG子は言い、何度もしようとしたけどできないんだ、と言う。
もうそれも見透かされてるんだ、と言う。

それからもう1人年配の人から好意を持たれて、食事や誘われるから行くけど、その事もT男は怒るんだよ、と言う。

「自分は結婚してるのにだよ。」
「G子が好きなんでしょ。」
「奥さんに悪いからって言うのに、買い物につきあってくれたり、食事に行っても終電過ぎても帰らないんだよ。」
「そうしたいんだよ。」
「私はどうすればいいと思う?」

うーん、と私は考えて、「まず、奥さんに悪いからって言うのはやめなよ」と言う。

「奥さんに悪いと思ってたら、着信拒否するべきだよ。」
「どうして私がしなきゃいけないの?!用事がある時だってあるし、友達ではいたいんだもの。」
「着信拒否できないって事は、奥さんには悪いと思ってないんだよ。」
「そうか・・・見透かすなぁ、sakeちゃん。」
「後は、進むか戻るか決めるしかないんじゃない?」
「でね、メールも家に居る時は困るって言うんだよ。」
「困るんじゃない?私もそう言われるもん。」
「それなのに、自分から迫ってきたんだよ。」
「そうよ。みんなそんなものだよ。そもそも誰も自分から好き好んでこう言う恋をするわけないじゃん。みんな男がそうやって来て始まるんだよ、こう言うのは。」
「奥さんも私も両方とも好きだから悩むんだって。」
「そう言えばそんな風に言ってた事もあったなぁ・・・ヤツも。」
「私なんてただの浮気なんだよ。」
「そう。このまま進んだらそのうち辛い目に遭うよ。でも、G子は前に言ってたじゃん、sakeちゃん女らしくなったねとか。そういうメリットはあるかもしれない。それを踏まえて進むか戻るか自分で決めなきゃ。」
「sakeちゃんだったらどうする?」
「だから、そのまま進んでしまい現在に至る。」
「私、友達でいたいの。ぐじゃぐじゃしたくないの。」
「そうやって悩んだり浮いたり沈んだりしていくうちに、だんだん波がおさまって、友達みたいになる可能性はあるよ。」
「奥さんに悪いもん。」
「だから、奥さんには悪くないよ。今までG子には言えなかったけど、夫婦関係が100%うまく行ってたらこうはなってないよ。これをきっかけに夫婦を見つめ直すいい機会だよ。そんな旦那が嫌なら離婚すればいいんだし。」
「そうだよ、私だってあなたの夫婦の問題でしょ、って言ったの。」
「そうだよ。だから私らは自分の事だけ考えればいいんだよ。夫婦は夫婦に任せて、自分のメリットを考えて、進むか戻るか考えればいいんだよ。」

「でも、T男がしつこいんだ」とG子が言うので、それはニンジンぶら下げて走る馬みたいになってるからだよ、と言った。

「本当に彼の事考えたら、着信拒否してあげた方が、まだいいよ。」
「だって、できないんだもん。」
「だったら、その状態でずっと悩むしかないんじゃない?彼はG子に会えると思えば辛いよ。」
「うん、そう言われる。。」

30分はあっという間に過ぎ、G子はまだ話したいと言うので、私は電車に一緒に乗った。それからもそんな話を繰り返し、M君との待ち合わせ場所の手前まで来て、帰ることにした。

「sakeちゃんも一緒に来てよ」と言われたけど、この話はM君には絶対ナイショと言うので、どういう態度を取っていいか分からなかったし・・。

でも私、いつからこんな偉そうに語れるようになったんだ???