きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ピアノをポロロン

2013-07-24 | 歌謡曲・カラオケ
ハワイアンのピアノやウクレレの音を聴いていたら、自分でもピアノが弾きたくなってしまった。

私は2~3年に1度こうして突如ピアノのフタをあけるのである。
もう10年以上前に、「やっぱり昔のようにピアノが弾きたい!」と思い、突如電子ピアノを買った。
しかし、それから2~3年に1度こうしてフタをあけて、ポロロン♪と鳴らすだけなのである。

だって、難しいんだもん。。<(_ _)>


私がヘタクソだからこうなのか、誰でもこうなのか知らないが、1曲をマスターするのに1年ぐらい掛かるのである。
それはまるでレース編みをチクチクしているかのようである。

しかもヘタクソなので、何百回いや何千回かそれ以上、同じところを繰り返し繰り返し、その上また繰り返し練習しないと、曲が出来上がらないのである。そこにたどり着くまでにイライラするのだ。

若い頃もピアノは年中叩いていたけれど、まともな練習はしていなかった。
弾けると分かってる同じ曲ばかり弾いていただけなのだ。

でも、私からピアノを取ったら、いったい何が残っているのだろう。
それくらい思い入れはあるのに、2~3年に一度フタをあけてポロロンと鳴らすだけなんて、なんか情けなさすぎる。

あぁもう一度弾きたい。。。。



そう思い、昨日はポロロンポロロンと弾いてみた。
やはりちゃんと叩けない。
そもそも性格ががさつなので、ちゃんとキーにしっかり指が当たらずすべってしまったり、そもそも楽譜に書いてある難しいターンの指づかいも全くその指りに動かさないので、早く弾けない。音がすべる。隣のキーを叩く。くやしい。

ピアノは大好きだけれど、それに向かい合うことはとってもしんどいことなのだ。

あぁ、ジブリのジャズとか、はやり歌のジャズとか弾けたらどんなにカッコいいだろう。。。

少なくても「え?!sakeさん、ピアノ習ってたの?だったら弾いてみてよ」と言われた時に弾けるようになりたい。
ほんの2~3曲でいいのだ。

「あれだけ練習しないで、先生の所で初めて譜面見てたりしていたぐらい怠けていて、よくお母さんは(私達に)月謝払ってくれてたよね。」
と妹も言う。
今、こうして振り返るとあんなに怒り狂い叫んでいた母だが、要所要所で黙っていてくれていたことがたくさんあったのだ。
あれだけ何年も金を掛けてもらい、ピアノを触っていたにもかかわらず、今何も弾けないのがとても悲しい。

そう思って、私はポロロンと鳴らしてみる。