きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

世知辛い世の中で

2016-09-26 | 巷の話題
朝起きると、やはり水ぶくれが増えていた。
それもこれから大きくなる予感のする水ぶくれ。(←水ぶくれに詳しくなりつつある私)

片足をあげたまま風呂に入っていたが、「これはあかん!」と思い、出るなり髪も濡れたまま皮膚科に診察券を置きに行くことにした。受付は7時開始なので、1番でみてもらおうと家を出た。

病院に到着したのは6時45分ほどで誰も居ないので「やった一番だ」と思っていると、後ろからおじさんが「まだあいてないだろ?」とやってきた。
私は「仕事もあるので一番に見てもらいたくてきたんです」とまだ髪が濡れている弁明をすると、おじさんは「俺だって仕事があるよ!」と言う。その後ろに穏やかそうな隠居風おじさんもやってきた。

6時45分到着も順番は3番手であった。
そして彼らはこの皮膚科に行きつけの患者さんのようである。
それを私が知らないだけで、彼らの領分をまったく侵す気がないことが分かると、彼らはまた機嫌が直ったようである。

7時になり受付開始になったが、電話予約している人も多く、9時も一人しか入れず、3番手の私は10時半しか空きがなかった。隠居風おじさんは並び順は1番だったのに、9時は譲ってくれたようで、「俺だって仕事」のおじさんが9時に予約を入れた。10時半では薬局も待つと午前中は全部つぶれてしまうので、夕方に予約した。
しかし、予約を入れて夕方になったら先生が水ぶくれをつぶしてくれたり、水ぶくれ予備軍も適当に薬を処方してくれるだろうと思うと、ホッとする。そのせいかかゆみも納まってきた。心理的効果は大きい。昨夜は足がかゆくてろくに眠れなかった。

それにしてもにっくきあの虫どもめ。
こんな時、良寛さんだったらどう思うのだろう。
あの人は、蚊とかも腕を差し出して「吸ってもいいよ」ぐらいのことを言う人だったそうである。

ワイドショーのニュースはキセルを毎日して駅員にキレていたクレーマーおじさんの話。
クレーマーってよく居ますよね。


先日も、ある人が担当している現場の住人(中年女性)から「おたくの会社に網戸を壊された」と言う電話があった。
(左が女性の言い分、右が私の答え)

「何度かけても担当者が出ない」→「申し訳ありません、こちらから伝えてすぐに電話入れますので、お名前と連絡先をおっしゃってください。」
「言わなくても分かるでしょ、網戸を壊したんだから。」→「そうですよね、すみません。すぐに担当に連絡入れて対応します。」
「あんたがどうにかしてよ。」→「申し訳ありませんが、私は事務員でそういう権限がないので担当から連絡させます。」
「何言ってるのよ、会社の電話に出ているのだから会社の顔でしょうが。」→「それでも権限はないのです、すみません。」
「でも電話すると出てるのあなたでしょ、どうにかしてよ。」→ 返事は同上

それが延々と15分以上経っても・・・延々とエンドレス、エンドレス・・・・

その間宅配のお兄さんが着たので、勝手にハンコをおしてもらったりしていたが、このままでは他の電話が取れないや・・と思い、電話をスピーカーにして(受話器を持たなくても聞こえるようにしたながら)どうしてものかと考えていたら、相手は「やだ・・この人電話切ってるよ」と言うまま、切れた。。。。

担当者に↑かくかくしかじか、もう大変でした、と電話すると、課長はさっそく電話をかけてくれて、見に行ってくれて、すると場所からしても、どうもうちがやったようではないが、確かに網戸が壊れていたので、特別直してあげたそうである。(それからは何事もない)

ちなみにうちの会社は相手の番号がわかるようになっているので、その人の携帯番号も分かっているんですけどね。
(訊いても教えてくれませんでしたが)


ああいう人がいるぐらいなので、駅員にクレームつける人もいるでしょう。
生活保護と言っても、本当に真面目に事情があってつつましく謙虚に生活保護で暮らしている人もいるはずなのに、こういう人(ヒマだからクレーム)がいると本当に腹が立つ。それはいったいどうなのよ?遠くまでキセルする暇があるなら働けよ。正直、何らかの罰則があってもいいのではとまで思ってしまう。

怒らない誓いをしたのに、また怒りつつある私。。。
良寛さんはどう思うだろうか。